巷では、人も犬猫も風邪が流行っているようですね!
「バカは風邪を引かない!」・・と言う格言?もまんざら嘘でもないらしい・・
家族がかぜ症候群になろうと、オレはまったく引かない、
たとえ家族の風邪がオレに感染したとしても、大概一晩で治ってしまう。
ずっと昔、明治時代の頃「うどん屋一夜かぜ薬」といって屋台の夜なきうどん屋が売っていた
生姜の利いた薬のように、
肩こり、頭痛、悪寒があり発汗しない感冒、だと思った時は身体を芯から温めて、
まだ体力があると思ったら葛根湯を処方するが、
汗が出すぎて発疹が出た事もある。鼻汁が伴う時には升麻葛根湯を使う。
風邪は鼻汁、くしゃみ、咽頭痛を主とする上気道のカタル性炎症である。
オレは上の処方で一晩で治す・・
生き物を世話するのに一日も寝ていられないから・・・ガハハハハハ
本来、症状の緩和をするぐらいで、風邪に効く薬はナイと思うよ!
後は自己免疫を高める田七を毎日今、飲んでいる。
風邪の原因は寒冷アレルギーから大気汚染など色々あるが
ウイルスの感染が原因として一番多いらしい・・
エンテロウイルスが原因の場合は嘔吐、下痢、腹痛を伴うこともあり
犬猫も人間もほぼ同じなのだが、体重が違うし
たとえば、バファリンは処方できるが、小児用バファリンは、犬には処方できない!
同じバファリンであるが、小児用バファリンの成分は犬猫には適さない成分が含まれているのだが
だけど・・普通はマイシンを処方して、ハイ・・お終い・・が現実ですね・・・
オレは、上気道のカタル性炎症にはアセチルスピラマイシンを犬の体重により与えます。
これは人間様のかぜ症候群の処方箋だが・・犬もこの応用だけれど・・・・
ニフラン 3T or ドノレスト(100㎎) 3T
リゾチーム(30㎎) or ダーゼン 3T
レスプレン(20mg) or アスベリン(20mg) 3T
ニフランやブルフェン、ドノレスト、は炎症、鎮痛、解熱、抗アレルギー作用を持つので
悪寒や喉が赤く炎症を起こしている時に
処方するが、頭痛のひどい時は、ボルタレンかバファリンが良い。
咳を伴う時はアスベリンなどの痰を取る薬を、
そして抗ヒスタミン剤は鼻炎症状の強い初期に使用する。
PL顆粒 3包 バファリン 3T (分3食後) or ボルタレン 2T (分2)
or ボンタール 2T (分2)
熱もそれほど無く微熱で鼻炎症状の強い場合は非酸性の消炎剤を処方、
解熱作用は弱いが副作用が少ないベネンは血液毒性も少なく
連用してもよい。肝、腎、障害のあるものにも処方できる。
ソランタール(50㎎) 6T or ノンフラミン(100㎎) 3P
オノプローゼ 3P or ダーゼン 3~6T
レクリカ 2T or ベネン 3~9T
炎症が下気道に及ぶと厄介でマイコプラスマ肺炎、これはペニシリンやセファロスポリン系は無効、
咳の強い場合は百日咳(犬の場合ケンネルコフとも云う)、
アレルギー性気管支炎なども考えられるが
昔から梅毒にも効くマイシンとして有名な少し黄緑色した錠剤の
ミノマイシンを1T(夕食後)に、食欲が無い時は1日1回点滴で・・
子犬、子猫の場合は血管が細くて探れない時は、背中の皮下に100㎎入れます。
大きなコブが出来るが7時間ぐらいで吸収され点滴と変わりないと思います。
気管支炎の人間用処方箋ですが
ミオカマイシン or エリスロシン(800㎎)
ナパノール 3T or ニフラン 3T
アスペリン(20mg) 3T or レスプレン(20mg) or
マイコプラスマ肺炎感染症は・・もう入院ですね・・!
コッブを聴診器代わりに、子犬の場合でしたら直接、胸に耳を当て聞くと
ガタガタバリバリすごい音が聞こえます。
肺炎ですね・・・レントゲンを撮れば真っ白でしょうね・・
素人が処方しない方が・・・
人間様は
ビブラマイシン or ミノマイシン 1T(夕食後)
トクレススパンスール or フラぺリック3T(食間)
インフルエンザ、インフルエンザ肺炎、咽頭炎、篇桃炎、気管支炎、
細気管支炎、気管支拡張症、気管支喘息、・・・・
風邪は万病の元・・家庭薬に頼らずに、
症候診断が大切なので早めに医師の診断を受けましょうね!