三毛猫(キャリコ)のオスの出産確率は1/30000で、血統書付きのスコティッシュフォールドの折れ耳と立
ち耳を交配して折れ耳の出来る確立は40パーセント以下となると・・スコティッシュフォールドの三毛猫
(キャリコ)のオスの出産確率は出産確率は天文学的確率と成る筈です!
過去の話題になった三毛猫のオスは3千万で売主が売らなかったというニュースをTVで見たが、
もしこんな子が生まれたら3億円当たりの宝くじと交換できるのだろうか?

三毛猫を生ませるにはどうすればいいのでしょうか?
「そんなこと簡単だ。黒斑のオス猫と茶斑のメス猫に子猫を生ませればいい。
生まれた子猫が三毛猫だ。
逆でもいい、茶斑のオス猫と黒斑のメス猫が親ならば子猫は三毛猫だ」

三毛猫はどうして生まれるのか?
これは正解でもあり、不正解でもあります。
確かに、黒斑と茶斑の親から三毛猫は生まれてきます。
しかし、確率は2分の1です。2匹生まれれば1匹は三毛猫で、もう1匹は母猫と同じ斑になります。
これはあくまで確率であって、場合によっては5匹生まれて5匹とも三毛猫ではない場合もあります。
しかも、三毛猫は必ずメスで、斑猫は必ずオスに生まれます。
「じゃあ、オスの三毛猫はなかなかいないから、
メスの三毛猫と黒か茶の斑のオスに子を作らせればいい」

これもまた正解であり、不正解でもあります。
しかも確率は4分の1になってしまいます。
4匹生まれると1匹は三毛猫(必ずメス)ですが、残りの3匹は黒斑か茶斑になります。
このように生まれてくる子猫が色分けされるのは遺伝子の働きによります。
遺伝子はご存知ですよね。親から子へ形質の遺伝を担う遺伝情報(*)のことです。
猫の毛の色も遺伝子によって親猫から子猫へと遺伝します。
親から受け継いだ遺伝子によって子猫の毛色が変わってくるのです。
茶色の毛の遺伝子、黒の毛の遺伝子があるわけです。

しかし、三毛の遺伝子というのは存在しません。
茶色の毛、黒の毛、白の斑を作る遺伝子が複雑に絡み合って三毛猫は生まれてくるのです。
三毛猫の謎を追うためには遺伝子を無視することはできません。
ちょっと退屈かもしれませんが、まずは遺伝学の基礎知識を学びましょう。
三毛猫の科学
クラインフェルター症候群(Klinefelter Syndrome)に関する情報
転記および参考資料、
ただし、ややこしい部分を省略していますので、こんなもんだというレベルでとらえてください。