勉学で成績が良いということは、課題を与えればきちんとこなすことを示すため、雇う側からすれば「優秀な人材」である。
では、起業したりリーダーになったりするうえではどうだろうか。
結論から言えば、必ずしも重要ではない。
成績優良者などといったものは学校の側が評価ルールを決めている。
しかし、自分で何かを立ち上げてやっていくうえでは、ルールを自分で作らなければならない。
何を以って良しとするか、何を目標にするかは自分で決めなければならないし、どのような道筋で目標を達成するかも自分で考えなければならない。
このため、ただ単に勉強が出来るというのではダメなのである。
自分がリーダーとしてやっていくうえで何が大切かについて教えてくれる学校はほとんどない。
総合的な活動な時間は設けられているものの、それが評価において占める割合は小さい。
そのため、リーダーとしてやっていくには自分で色々考えたり調べたりしなければならないが、成績に反映されにくいためにやる人は少ない。
結局のところ、勉強の成績が良いから偉いというのは、将来役に立ってくれるだろうという考え方や、学校の作り出したルールの下では成り立つ。
だがリーダーとして良いかどうかは、結果や数字、満足度をもってでしか評価できない。
勉強出来る人が偉いというのは、それを評価する人あってのものである。
権力のある人がそう言っているに過ぎないのである。