霊的な能力というものには様々な種類があります。

また、認識できる対象にも様々な違いがあります。

どんな次元の、どんな領域を、
どのような概念と、どのような認知力を使って
認識するかということになります。

同じ次元でも、領域によって存在しているものが違いますし、
またそれらをどのような概念と認知力を使って認識するか、
また認知力がどのくらいあるかによって、
認識できる内容も、認識した対象に対する
働きかけ方も違ってきます。

いわゆる霊能者と言われる方々や、チャネラーと言われる方々は
その特定の次元の特定の領域や、その領域に存在する様々な存在に
関しての認知力を持ち、様々な次元の様々な領域やそれぞれに
存在するものに対しての働きかけをしていらっしゃいます。

どの次元や領域を認識できるのか、どのような概念や
どのような認知力をを使って認識できるのかは、その方々の
役割によって違いますし、宇宙がその方に明らかにしてもよいと
許可した範囲でのみ認識できます。

つまり、認識できる範囲や認識の仕方がが限定されている
ということです。

よく霊的な能力を持つ方々がある特定の人や状況に関して、
全く違う見解を述べているのはこういった理由からです。

この宇宙に存在する全てのものは、様々な次元の様々な領域に
またがって存在していますし、認識する方の認知力に応じて、
認識する方の概念を通してのみ認識できるので、
霊的な能力を持つ方々が、宇宙に存在する様々なものや状況を見ても、
その方が「認識できる次元」の「認識できる領域」を、
その方が持つ「認知力に応じて」、その人が持つ「概念を通して」
しか認識できないのです。

けれども霊的能力を持つ方々は、ご自分が認識していらっしゃる
次元と領域や、ご自分の知覚力に応じてご自分が持っていらっしゃる
概念を通して認識したものが全てだと思われることが多いようで、
霊的な世界の構造や存在するものや、霊的な真実を
ご自分だけが知っていると誤解なさっていることも多くあります。

ただ、これにも意味があって、宇宙は様々な次元や、その次元の
特定の領域についての情報をひろめたいという意図がある場合、
あえて、限定された認識力や視野を持つ方々
を使ってそれらの情報を広めようとします。

ただし、本人にはそれを知らせないことも多くありますし、
その本人のエゴがそれを知ることを望まない場合もあります。

こういった場合、霊的なの能力のある方々がお伝えする内容が、
それを受け取った方々の認識を狭めてしまう可能性もあります。

ただ、いずれにせよ、伝える側の方も受け取る側の方も、
意識が拡がり、覚醒していくにつれ自ずとそれに気がついていきます。

霊的な能力は、そのご本人の意識の拡がり、
意識の覚醒度により全く違ったものになるのです。

なぜなら、意識が覚醒し、意識が拡大していくにつれ
認知力も高まり、持っている概念が多面的になり、
認識できる領域も拡がっていき、全体像が見えるように
なっていくからです。

また、こういった霊的な能力を持つ方々の中には、
認識できる範囲も、認識の仕方も、
全く限定されていないという方々もおられます。

次回はそういった方々についてお話させて頂きたいと思います。
私たちはみな根底でつながっていて
全ての経験、記憶をを共有しています。

今あたなたが経験している痛み、喜び、
過去に誰かが経験した痛み、喜び、
その全てを共有しています。

もちろん個別の意識というものも存在していますが、
それはあくまでも浅いレベルでのことです。

海面にある波が一つ一つ独立しているように見えても
海水であり、海の一部であることに変わりはない
ことと同じです。

世界を見渡せば、様々な調和、不調和を目にします。
癒されるべき様々な出来事、人を目にします。

それらの出来事や人に対して、あなたはどのような
感情を抱き、どのような態度をとっているでしょうか?

共感したり、好感を持ったり、
反感を抱き、嫌悪感を持ったり、
様々な反応をしていることと思います。

けれども、その調和も不調和全ては
自分自身の内側で起きていることなのです。

そして癒されるべき出来事も人も
全てあなたの内側に存在します。

誰か一人の人を通して表現される言動は
私たちが共有する膨大な記憶や経験が
三次元的な世界に表出したものです。

あなたを通して表現される言動もまた
同じです。

それが、いかに肯定的なものであろうと
否定的なものであろうとも、
以下に関心を持てないものであろうと
関心を持てるものであろうと、
好感を持てるものであろうと
嫌悪感を持つようなものであろうと。

あなたが愛する人の表現していることも、
あなたが嫌いな人の表現していることも、
あなたが尊敬する人の表現していることも、
あなたが軽蔑する人の表現していることも…

誰かが表現しているものは、
あなたが表現する可能性があったものです。

そしてあなたが表現しているものは
誰かが表現する可能性があったものです。

だから、自分以外の誰かが表現していることを
非難したり、うらやんだり、
劣等感を持ったり、優越感を持ったり
するのはやめましょう。

自分自身が表現していることを
非難したり、得意に思ったり、
劣等感を持ったり、優越感を持ったり
するのはやめましょう。

それは、ある選択の結果、
あなたや他者が表現するに至った
一つの可能性にすぎないのです。

誰が表現してもよかったのです。

けれども、意識の深いレベルで
誰かがそれを表現するということを
私たち全てが同意した結果
誰かが表現することになったのです。

私たちはたった一つの現実を
一緒に生きています。

自分自身の内に調和が生まれれば
世界にも調和が生まれ、
他者の調和が増すことを手助けできれば
自分自身の内なる調和もまた増すでしょう。

自分自身を癒せば、世界が癒され、
他者が癒される手助けができれば、
自分自身もまた、癒されるでしょう。

自分自身が見たい世界を見るために、
経験したい世界を経験するために、
私たちが共有する、たった一つの現実を
素晴らしいものにするために
今、自分自身ができることを最大限
できますように。

そしてその世界も現実も、
愛と光でできているということを
想い出すことができますように。

スピリチュアリティを探求するうえで
マントラや祈りの言葉を生活に取り入れている
という方は多いと思います。

けれども、「唱えていて何の効果があるのか
さっぱり分からない」という方
「惰性で、またはなんとなく唱えている」という方
「唱えるといいらしいから唱えている」という方
「唱えないといけないから唱えている」という方
いらっしゃるのではないでしょうか?

マントラや祈りの言葉というのは
全宇宙のちからを凝縮しているものであり、
私たちの内に眠っているあらゆる力や
可能性を目覚めさせ、宇宙の本質を
悟らせるだけの偉大な力があります。

ただし、そのためにはマントラや祈りを
私たちの意識や感覚全てを総動員して
で唱える必要があります。

ではいったいどのように唱えたら
いいのでしょうか?

マントラや祈りは音自体に力があるため
意味を知らなくても、恩恵を得られるから
とにかく唱えればいいのだと言われます。

また、意味を知って、その意味を深く
考えながら、唱えると更に大きな恩恵が
得られるのだとも言われます。

唱えないよりは唱えた方がいいんだ
とも言われます。

確かにこれらはすべて正しいと言えます。
これらのどのやり方で唱えても
それなりの恩恵を受けることができます。

けれども、何事もそうですが、
マントラや祈りを唱えるということにも
様々な深さ、レベルがあります。

そして、その深さによって
そのマントラや祈りが
自分にとってどのようなものになるかが
決まるのです。

ですから、唱え方そのものを
深めていく必要があります。

まず第一歩目は音を覚え、
それを唱えることです。

次に意味を理解し、その意味を
深く考えながら唱えます。

次に、その意味するところを
深く感じながら唱えます。

次に、マントラや祈りの意味するところを
深く感じると同時に、マントラや祈りの音を
全身に共鳴させて、身体全体で音を感じ、
その音に意識を同調させていきます。

これは、魂、こころ、身体などあらゆるレベルにおいて
マントラや祈りのバイブレーションに波長を合わせ
マントラや祈りに同調する練習です。

これが本当にできるようになると
直観的にマントラや祈りの本来の意味が理解できます。
(というより体感できるという方が正確です。)

その時私達はマントラや祈りを唱えているのではなく、
マントラや祈りそのものになります。

ただし、順番はこの通りである必要はありませんし、
どれか一つをきちんとやっていると、
他のことも同時にできるように
なることもあります。

ただ、一般的にこのような順番で練習すると
マントラや祈りの真髄を体験しやすくなることが
多いと思います。

こういった形でマントラの真の意味を体感していくと、
全てのマントラや言葉がそれぞれ固有の
バイブレーションを持ちながらも、
その素材となっているもの、
その根底にあるバイブレーションは同じもので、
無限の愛と光そのものだということも
感じられるようになります。

マントラは私たちの内なる宇宙に向かう
乗り物であり、宇宙の本質を体感させてくれる
素晴らしい道具でもあるのです。

これだけの素晴らしい可能性を持ったものが
マントラであり、祈りの言葉です。
何らかのパワーや恩恵だけを求めることも
悪いことではありませんが、それだけでは
もったいないのではないでしょうか?

ぜひマントラや祈りの言葉そのものを
体感することを目指してみて下さい。

最後に、どのようなマントラや祈りの言葉を
唱える時も、あなたがその時、どのような状態であるか、
どのようなバイブレーションであるかが大きく影響します。

つまり、マントラや祈りの唱え方や意味よりも
あなた自身がどのような状態で唱えるかの方が重要だと
いうことです。

できるだけ純粋な気持ちで,宇宙を知りたいという
謙虚さをもって、愛を込めて唱えてみて下さい。

宇宙の真の姿を垣間見ることが
できることと思います。