前回の記事の中で「霊的な能力を持つ方々の中には、
認識できる範囲も、認識の仕方も、
全く限定されていないという方々もおられます。」
と書きました。

そういった方々とはどういう方なのでしょうか?

それは、色々な表現ができますが、
完全に意識が覚醒している方、
意識が完全にクリアな方、
宇宙全体の大きさまで意識拡大している方、
いわゆる悟りを開いていらっしゃる方々です。

また、その段階にまで至っていらっしゃらなくても
意識の覚醒度、意識の拡大の度合いが
ある一定のレベルを超えると、物事の認識の仕方が
だんだんと変わってきます。

通常私たちは自分という概念の中から、
自分の概念を通して物事を認識していますが、
そういった方々は、あらゆるものの中に偏在している
意識を通じて全てのことを認識していらっしゃいます。

たとえて言うなら、私たちが小さい窓から
世界をのぞいて世界を理解しようとしているのに対し、
世界に存在する全てのものの中にいて
世界を体験しているといった感じです。

ですからそういった方々の「霊的能力」というのは
いわゆるある知覚力に頼る「霊能力」とは違います。

例えばある人のことを知ろうとするとき、
「霊能力」を使ってその人のことを知ろうとすると
その人の外側から、何らかの知覚力を使って
知ろうとするということになり、
通常私たちが、視覚や聴覚、触角などを使って
知ろうとするのと近い知り方になります。

一方意識の覚醒度、拡大度がある一定のレベルを
超えていらっしゃる方々の場合は、
相手の意識に周波数を完全に合わせることができるので、
相手そのものを何の知覚力も介さずに知ることができます。

また、完全に意識が覚醒していらっしゃる方は
全てに偏在している意識そのものとして存在
していらっしゃるので、こういった方々の場合は
知ろうとしている対象を知るというのではなく、
意識が完全に拡大してその対象の中にも
その方の意識が浸透しており、対象と一体であるから、
別の言い方をすれば、対象が自分そのものであるから
分かるということになります。

表面的には「霊的な能力」とひとくくりにされて
しまいますが、認識の仕方とても差があります。

今の認知力や認識の仕方を楽しみ、洗練させつつ
何にも限定されてない意識で世界を体験できる日を
目指して、意識を拡げていきたいですね。