HALLELUJAH~ハレルヤ! | サイベリアン猫♀との探り合い生活

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動物が苦手だった私の、初めての猫さんとの生活を
(大好きなバンドをときどき匂わせつつ)綴ります。

愛猫 コルティーナ
12歳♀ サイベリアンフォレストキャット 1000年に一度の奇跡の美ニャンです

先日、ブロ友さんとのコメントのやり取りで
手話の話になり、若い頃に
会場案内でアテンドした手話通訳付きの
クリスマスコンサートinアメェ~リカ(笑)
の事を思い出しました。

生オケでの声楽コンサートでしてね。
クリスマスツリーのように三角形に並んだ
メインコーラス隊とその両側を固めた聖歌隊が
総勢約250名!!
イエスキリストの誕生を朗読を挟みながら
賛美歌で表現するというコンサートで、
それはそれは素晴らしかった。
仕事でほぼ毎日聴いていましたが
全く飽きなかったです。




セットリストは全て賛美歌なので
キリスト教徒ではない私たち日本人には
馴染みの薄い曲が多かったのですが、
それでも「知ってる~!」っていう曲も
ありました。

ヘンデルのこれとか。〆の1曲でした♪

朗読の後に曲に入ります。
 
 「ハレルヤ コーラス」では起立する、という
  習慣があるのを私はこのとき初めて学んだ

HALLELUJAH ハレルヤ とはヘブライ語で
「神をほめ讃えよ」という賛美の言葉で、
イタリィでは最初のHが発音されず
「アッレルーヤ」と言います。

結構日常会話でも、冗談ぽくオーバーに
喜びの意を表す時、
または自虐っぽく嫌味っぽく?
使われたりもしたりして・・・(笑)
逆に宗教的な意味で誰かが言ってるの
聞いたことないかも(笑)

コロナでずっと休校だった学校が
再開されるってさ
→hallelujah! ⤴︎︎⤴︎︎(≧∇≦) 親たち
→hallelujah・・・⤵︎(;´Д`)先生たち

例えるならこんな感じ?(笑)



・・・と、前置きが長くなりましたが
今日取り上げたいHallelujah
ヘンデルのオラトリオ(宗教音楽)じゃなくて
こっちのハレルヤ





1984年、日本で北斗の拳がアニメ化し
クリスタルキングが名曲
「愛をとりもどせ!!」をリリースした
数ヵ月後に発表されたのが←この情報必要?

カナダの歌手 Leonard Cohen
レナード・コーエンの「ハレルヤ

この曲を私が初めて聞いたのは・・・
シュレックが先か?
Bon Joviが先か?
覚えていなかったので調べたらば
2001年のアニメ映画「シュレック」が
先だった模様です。




とにかくこの曲は
世界で最もカバーされた曲ランキング2020年


現在48位に入っているということで
(因みに1位はビートルズのYesterdayだそーです)
先述のBon Joviをはじめ錚々たる面々が
カバーしているまさに名曲!

うちの13歳の娘でさえ、知っているんですから。

彼女が涙を浮かべながら(´•̥ _ •̥`)
うっとり聴いているのはこれ。
大好きなんだって。





ところでオリジナルである、
レナード・コーエンの「ハレルヤ」は
あまりヒットしなかったんだそうです。
申し訳ないんだけど、動画を見ると
ちょっとわかる気がする・・・(;´Д`)パットシナイ
これ・・・この歌い方でいいのか?(;´Д`)クライ
レコードの回転数合ってるかな?って
思わず心配になるテンポ・・・

シュレックのハレルヤがもめん豆腐なら
娘が好きなハレルヤは絹ごし豆腐で
コーエンのハレルヤは生の大豆っていうか・・・
原料なのは分かるけど固くて食えない(;´Д`)
でも頑張って噛むと大豆本来の甘みが
感じられるような気がしないでもない・・・
みたいな?(何だこのアホな例え)


普通・・・例えば世界で一番カバーされた曲、
ビートルズのYesterdayなんかは
原曲が素晴らしくて、完成されてて
もう超高級豆腐?なわけです。

それを「僕も/私も 歌いたい!!」ってなって、
それぞれが自分色のアレンジを加えて
カバーして・・・
揚出しにしたり麻婆にしたり・・・
っていう経緯が多いと思うんですが。
(豆腐から一旦離れろ)

ほんと、重ね重ね申し訳ないけど
レナード・コーエンの「ハレルヤ」を聴いて
カバーしてえ!!(ง°̀ロ°́)งウオー」ってなるかな?
私ならあんまりならないような(;´Д`)サーセン


ところが「カバーしてえ!!(ง°̀ロ°́)งウオー
って人が現れるんです。それがこの人・・・

ボブ・ディラン!



なんかこう・・・自分のものにしてますね(笑)
カバーと言ってもオフィシャルリリースした
訳ではなく、コンサートツアーでいきなり
この無名の曲のカバーを生披露したんだって。
勇気ある~ (゚Д゚)スゲェ!!

初披露はカナダのモントリオールでのライブ。
⬆に貼ったのは米 ハリウッドでのライブver.と
いうことで、ボブ・ディランファンには
違いが分かるらしい(笑)

裏話では、ボブ・ディランはコーエンに
この難解な歌詞を書くのにどのくらいの時間が
掛かったのか質問したそうで、
彼は『2年だ』と答えたそうですが
実はこれは嘘で実際には なんと
5年もの歳月をかけたらしい。
そして逆にコーエンがディランに
『I and I 』をどの位で書いたのか
質問したところ・・・
15分(笑)』って言われたんだって
 ( ゚∀゚)・∵ブハッ!!

とにかくディランver.はコーエンの
オリジナルとも何か違うし
後にヒットする他のアレンジともだいぶ違う。
でもこの曲の良さにいち早く気付き
「初・カバー」したボブ・ディランはさすが!
としか形容できません。

といいつつボブ・ディランのことは
言う程よく知らない知ったかぶりのアタス

少なくとも凡人にはない耳とセンスを
お持ちなのよね・・・(;´Д`)キット
ただ、かのボブ・ディランにしても、
この曲のヒットに火をつけることはできず。

Wikiなんかを見ると、この曲を
世に知らしめるきっかけとなったのは
John Cale ジョン・ケールのカバーだった、と
書いてあります。
ジョン・ケール・・・ 知らないな(;´Д`)
とにかく聴いてみようじゃないか。



おおっ!!聴き慣れた
シュレック劇中歌やBon Joviバージョンに
近づいた!!( ゚д゚)/!!

この切々と語るような歌い方と、シンプルな
ピアノ伴奏。オリジナルバージョンは
ヴォーカルが暗く地味なのにコーラスが
無駄に派手で不釣り合いでは・・・(;´Д`)
って思ったけど、ジョン・ケールver.
良いですね!!
このアレンジは曲のイメージにピッタリ!
という感じがしますが、
逆に言うとそんな朴訥(ぼくとつ)なイメージを
この曲に植え付けた人こそが、彼だった
・・・という事になります。

どうやらジョン・ケールのアレンジが
この曲を世界的な大ヒットに導いたという
Wikiの記述に間違いはないようです。

後にケールが語った話に拠れば
コーエンはあちこちで自分の曲がカバーされ
ヒットしているのが面白くなかったようで

「うんざりだ。もう聞きたくないね。
いっその事、もう貿易禁止(カバー禁止の意味で
冗談ぽく)にしようじゃないか。」

・・・と言ったそうです。

カバーがヒットすれば著作権収入があって
ウハウハなはずなのに、
やはりいちミュージシャンとして
自分の曲が自分のアレンジ以外の形で
広く受け入れられヒットするのが
面白くなかったんでしょうか。


晩年、コーエン74歳での歌唱 in ロンドン
・・・うん、これは味があっていいかもしれない

このロンドンでのライブの8年後、2016年に
コーエンは82歳でこの世を去った為
今「ハレルヤ」をカバーしても
彼に苦々しい顔で睨まれる事は無いでしょう・・・



次にこの曲をカバーするのは
どこの誰かしらね。



ジョン、〆てくださらない?

あいよ!!




今日は珍しくYoutube動画を沢山貼りました。
興味のある方は気になるものだけ見ていただければ、
と思います・・・
今日はコルちゃんいなくてごめんなさーぃ m(*_ _)m

九州地方のブロ友さま方に台風9・10号の被害が
出ませんように(>人<;)

ネズミーランド地方に明るい明日がありますように・・・