観戦するスポーツで、恐らく日本で1、2位の人気であろう、プロ野球とプロサッカー(Jリーグ)。
いったい、どちらの応援を趣味とする方がお得なのか?
それを今回は論理的に読み解いていきましょう。
まずは、前提として様々な数字を見てみましょう。
 
■将来なりたい職業ランキング
男子
1 サッカー選手・監督など 189
2 野球選手・監督など    181
3 医師              109
 
※第11回「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」応募作品より集計
 応募期間:2017年5月1日~10月31日
 応募作品数:3,974点(男子児童:1,857点/女子児童:2,117点)
 

■2018年視聴率ランキング
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2018122902000140.html
① FIFA W杯 日本 V.S. コロンビア 48.7%  
② FIFA W杯 日本 V.S. ポーランド 44.2%
③ 平昌五輪 フィギュア男子フリー 33.9% 
 
Jリーグではありませんが、日本代表が、ドラマや、24時間テレビを抑えて、堂々の1,2フィニッシュ!
凄いですね。
 

やはり野球とサッカーは不動の2トップです。
どちらもすごい☆
 
今回は、各指標ごとに勝敗をつけ、その合計で両者を比較してみましょう。
項目は、下記。

① 毎日楽しめる度
② 共通の話題度
③ 観戦で勝ちに浸れる度
④ おらが街のチーム度
 
ではいってみよう!
 
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①毎日楽しめる度

 プロ野球
  ■リーグ戦143試合  ■プレーオフ(上位なら)
 プロサッカー
  ■リーグ戦34試合  ■ルヴァンカップ ■天皇杯  ■ACL(上位なら)
 
言わずもがな、試合数が違うため、圧倒的に野球優位です。
 
勝敗
 プロ野球>>プロサッカー
 
 

②共通の話題度
 
サッカー人気は、Jリーグができてからこの四半世紀でだいぶ定着しました。
しかし、世間の知名度や浸透度では、及ばないのが現実かと。
 
アメトークで、カープ芸人は2度もやりましたが、例えば浦和芸人はやらないし。
 
会社でも、Jリーグが話題になることもない。

広島のブックオフでも、このようにカープコーナーは有りますが、サンフレッチェコーナーは有りません。
 
観客動員も見てみます。

J1観客動員数
577万人。(2017年)
 
2018年度プロ野球リーグ戦全球団観客動員数
2,555万人。 
29,779人 / 1試合
 
絶対的な試合数も違いますが、観客動員数も大きく違いますね。
すそ野が広い。
 
他人と仲良くなるための、共通の話題としてはやはり圧倒的に野球に分があります。

プロ野球>>プロサッカー
 
 

③観戦で勝ちに浸れる度
 
2018年Jリーグの結果をもとに、勝率を求めてみましょう。
 
全253試合。 うち、引き分け69試合。
つまり、応援しているチームの試合を見に行って、勝利を手にする確率は36%です。
 
1位の川崎の勝率は61.8%。
最下位18位の長崎の勝率は23.5%です。
 
 
対して、野球。

1チーム143試合のうち、引き分けは1~5試合程度。
ですので、勝利の確率は5割近い。
 
セリーグ1位の広島で、58.2%
最下位6位阪神でさえ、44.0%です。

最下位チームの場合でも、Jリーグの平均勝率36%を大きく上回っており、勝利を目にして気持ちよく帰れるのは、圧倒的に野球の方だとわかります。
 
てなことで、こちらも

プロ野球>>プロサッカー
 
 

④おらが街のチーム度
 
Jリーグはいろんな町に存在しますね。
 
例えば、四国。プロ野球のチームは無いですが、2018年度、J2チームは3チームもあります。
愛媛FC、徳島ヴォルティス、カマタマーレ讃岐。
つまり、住んでる町にチームがある確率が、野球よりもはるかに高い。

これは観戦者にとって、おおきな魅力です。

やはり遠いと、観戦しにくいので。
 
てなことで、Jリーグは名誉挽回。
プロサッカー>>プロ野球
 
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はい、以上4項目で見てみると、プロ野球の3勝1敗で、プロサッカーに圧勝でした。
 
皆さん、スポーツ観戦を趣味にするならJリーグよりも、プロ野球がいいでしょう!

・・・うむむ。
 
なんてこった(;^_^A