では前回に続きまして、今度は審判移動が楽なランキングいってみよう!!
まず、条件のおさらいをします。

【比較設定条件】
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■審判は県内を移動とする。
僕で言えば、県社会人で例えば兵庫県市西宮の今津Gなどに行くこともあります。
しかし、今回は県外への移動は考えません。
 
■県内で最も離れていると思われる両市の中心駅同士の鉄道距離で比べる。
もし、最も離れている村と村の中心市街地とかにすると、グラウンドが付近にない可能性が高いです。
市ならば、グラウンドが存在する可能性が高いだろうということで、市で比較することにしました。
※なお、沖縄県だけは鉄道が通っていないので、両市の市役所同士を車移動で繋いで測るものとします。(高速道路可)
 
■離島は外す。
 島の市は、移動計算が非常に難しいので、島はカウントしません。
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一般的にぱっと思い浮かぶのは、山梨とかかなと。
なにせ、県の形が長方形というより、正方形に近い。
なおかつ甲府盆地に人口が密集しているため、かなり移動が楽なイメージです。
どうでしょうか?
 
■山梨県 長坂⇔富士山 102.1㎞ 2時間28分  2,337円
 
意外と遠いですね~。両市の路線が、直線になっていないことも響いたようです。
 
 
さて、では次に面積最小の香川県。
非常に優勢ですが、県がやや東西に長いのが気がかりです。
では早速見てみましょう。
 
■香川県 観音寺⇔三本松 94.1 ㎞ 2 時間19分 1,810円
 
うーん、ランクインならず!!
やはり長細いだけに東西で距離がありました。
そして両端が観音寺市、東かがわ市と、市政になっているのも響きましたね。

ただ、人口は高松、丸亀の両市がダントツのため、実際の審判活動はその両市が多いでしょう。
よって実移動は楽と推測されます。
 

さて、小さいというと、九州では、佐賀県ですね。
佐賀平野に人口が密集しています。
ただ、東に鳥栖市、西に唐津市があるため、意外に上位に食い込むのは難しいかもしれません。
見てみましょう。
 
■佐賀県 伊万里⇔鳥栖 80.8㎞ 2時間10分 1,750円
 
甲府、香川には勝ちましたが、ランク外ですね。
 
さて、いよいよベスト3行ってみましょう!
われらが大阪府は、いったいどうなるのか?
そして、首都東京は?

③大阪府 尾崎(泉南市)⇔高槻 68.4㎞ 1時間29分 1,180円
 
やはり来ましたね!
県面積は香川についで2番目の小ささなので、やはり有利に働きました。
 

続いて、第2位!
 
②東京都 東京⇔青梅 60.9㎞ 1時間44分  811円
出ました!
やはり東京。審判やるにも、もってこいの環境なのですね。
 

そして栄えある栄冠は?
やはり鉄道の通っていない、あの県なのか!?

第1位は~!!

第1位は~・・・
 

①奈良県 五条⇔近鉄奈良 48.2㎞ 1時間30分 880円 
 
沖縄県ではない~!!
 
関西以外の方は、意外に思うかもしれませんね。
奈良県って、南北に長いですし。
 
実は奈良県って人口の大半は北部の平野に集中しているんです。
中部~南部は山だらけなので、人口密度は非常に低い。
よって、最南端の市は県中部の五條市となり、奈良市とも距離があまり離れていないというわけなのです。
 
奈良県の審判の方々、日本一審判移動が楽な県に認定されましたぞ!(ぼく調べ)
 

■結果
 
~審判移動が“楽な”都道府県ランキング ベスト3~
①奈良県 五条⇔近鉄奈良    48.2㎞ 1時間30分   880円
②東京都 東京⇔青梅        60.9㎞ 1時間44分   811円
③大阪府 尾崎(泉南市)⇔高槻 68.4㎞ 1時間29分 1,180円
 
~格差~
■都道府県格差: 北海道⇔奈良県 714.9km⇔48.2㎞  14.8倍
■都府県格差  : 新潟県⇔奈良県 235.8km48.2㎞    4.9倍