さて、僕は2年半前の転居に伴い、福岡県サッカー協会所属から大阪府サッカー協会所属へと所属も変わったわけです。
大阪に来てからの大きな変化を見てみましょう。
3つほど挙げてみます。
① 移動が楽。
審判の割り当ては、基本的に県内移動です。
するとどういうことが起こるでしょうか。
大阪府と福岡県は、まず大きさが違います。
福岡県:4,971km2
大阪府:1,889km2
47都道府県の中で、大阪府は香川県に次いで小さいので、移動という面では非常に恵まれた地区なのです。
おまけに人口が多いため、交通機関も豊富だしね☆
双方を、県協会の割り当てで比較します。
距離は直線距離ではなく、道路沿いのルート距離です。
はい、距離がまったく違いますね(汗)
北九州⇔大牟田は、福岡県内のそれぞれ北東と南西なので、一番遠い組み合わせなんです。
大阪に来て一番実感したのが、なんと言ってもこの移動距離の違いでしたから!
ちなみにこれを電車で中心駅同士を結ぶとこんな感じですね。
小倉⇔大牟田 2,480円 136.5km 2時間38分 快速
この距離を大阪で例えると・・・
大阪⇔敦賀(福井県) 2,270円 136.9km 2時間5分 快速
なんと、大阪→京都→滋賀を経て、さらに日本海側の福井県に到達する距離!!
首都圏の方にも分かりやすく例えると、こんな感じかな。
東京⇔甲府(山梨県) 2,268円 134.1km 2時間57分 快速
東京⇔東田子の浦(静岡県) 2,270円 137.4km 2時間27分 快速
横浜⇔宇都宮(栃木県) 2,268円 138.3km 2時間33分 快速
当時も電車で移動してたけど、泊まりでも、何らおかしくない所要時間やなと。
双方比較して、僕の感覚としては、こんな感じですかね。
北九州エリア内移動≒大阪府内移動
福岡県内移動 ≒関西地方内移動
② グラウンド確認が楽
たとえば社会人リーグ2部の場合ですが、大体以下の感じです。
北九州:天然芝
大阪:人工芝
北九州で言えば、雁ノ巣グラウンドや本城陸上競技場サブ、飯塚健康の森公園、嘉麻市総合運動公園、久留米陸上競技場、大牟田諏訪公園などが天然芝です。
一方、大阪では天然芝って、箕面とどろみグラウンドとかほんの数件じゃないかな・・・・
天然芝って、夏は足裏が暑くならないから、そこは良いのです。
しかし、フィールドは都度白線を引いて作らねばなりません。
審判は、フィールドの確認業務があるから、計測がミスしてたら当番チームにやり直しを指示します。
それで開始時間に影響が出たりと、第一試合目は、結構ひやひやです。
人工芝は、この確認作業がないので、かなり楽です。
③試合時間が短い(社会人の場合)
福岡県の社会人は、県1部、2部があり、その下に地域リーグがあります。
福岡地区1部、2部、3部・・・・ 北九州地区1部、2部、筑後地区、筑豊地区。
対して、大阪府は府1部~3部の3階層しかありません。
その分、1階層に存在するチーム数は、比較にならないほど多いですけどね。
試合時間は以下です。
福岡県1部:90分 県2部:80分
大阪府1部:80分 府2部:70分
同じ2部をやる場合、大阪の方が試合時間が短いので、体への負担も軽いです。
こうしてみると、やはり違いは多々ありますね。
皆さんの住んでる地域はどうですか?