麻薬シリーズ第二弾です。

いってみましょう!

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「サッカーやってるんだ。」って俺がいうと、みんな口々に言うよ。
「フットサルじゃなくて??」って。

それに対して、俺はすかさず言うんだ。
「いや、11人の広いコートでやる方。
 泥だらけになる方だよ。」って。

フットサルも勿論時々やるんだけど、本腰入れてるのはサッカーだからさ。
そこはフットサルと勘違いして欲しくないんだよね。
「泥臭くって、雨でも、真夏の炎天下でも試合が行われて、危険なタックルもさらされる、体力消耗のクソ激しい、いわゆるサッカーをやってるんです」ってね。
フットサルみたいに、オシャレで華やかな感じではないよね。

高校時代のサッカー部連中で、今もサッカーやってる奴とか、もうほとんど居ないよね。
仕事や、家族が出来たりして、忙しいのも勿論だけど、ゴルフとかと違って、やっぱり体力消耗が半端じゃないからね。


そんな中、今でも俺がプレーしてるってのはさ、やっぱ俺、サッカー好きだからなんだよね。


・相手FWへのくさびパスを読みどおり上手くインターセプトして、味方の攻撃につなげられたとき。

・右サイドの味方へ、中央から左足で大きく弧を描く、ロングボールを通した時。


・相手の逆をつくドリブルをして見事抜き去り、ゴール前の味方へ上手くパスを通せた時。


・センタリングを、ドンピシャヘディングで合わせて、ゴールを陥れた時。


・激しいディフェンスして、相手のボールをダッシュした時


そんな時、「あ、俺今、生きてるな」って生を実感するんだ。
フィールドの上は、本当にエキサイティングな空間だよ。



勿論、試合負けた後の、着替えの時間なんか、お通夜みたいな静けさだよ。

でも、勝ったときの着替えの時間なんて、そりゃ盛り上がる。
「おまえ、あのシュート外すとかないわ~!!」
「いや、おまえこそあの1対1の場面で、普通抜かれるか~!」
なんてチームメートとバカ話してさ。

最高に楽しいんだよね。
そんな瞬間が。



自分が「今、生きてるな」って実感するために、そしてチームメートと勝利の美酒を味わうために、俺はこのサッカーをやっているのかもしれないな。


そしてこれからもフィールドに立ち続けるんだと思う。



一度やりだしたらやめられない。



そう、サッカーは、麻薬なのさ。