陸上で10種競技というものがありますね。
芸能人、百獣の王で有名な武井壮がやっていた競技です。
パワー、スピード、持久力、全てをバランスよく兼ね備えないと勝てない、陸上の王様を決める競技ですね。


一日目:100m 、走幅跳 、砲丸投 、走高跳 、400m

二日目:110mH 、円盤投 、棒高跳 、やり投 、1500m


「円盤投げあるなら、同じ投てきのやり投げ要らなくない?」
って思ったりもしますが、まあそれもご愛嬌。


さて、ひるがえってサッカーに必要な身体能力を測るテストを考えてみましょう。
ちなみにプロ野球の入団一次テストは何だと思います?


2種目あります。


答えは、遠投と、50m走。
遠投で、肩の強さを見て、50m走で守備のカバーの広さや、塁間の速さを見るのですね。


ここで注目は、1500m走や、3000m走が無いこと。
野球で持久力は、基本的にあまり必要ないことが分かりますね。


では、サッカーで必要な身体能力を測る種目を7つ、個人的に考えてみました!!

みなさんも考えましたか?


では発表。


その7種目とは、これだ~☆



① 50m走  (短距離走)


② 3000m走 (長距離走)


③ ロングキック  


④ ロングスロー


⑤ キック力   (シュート力)


⑥ ベンチプレス (当たりの強さ)


⑦ 垂直跳び   (跳躍力)



1つずつ解説していきましょう。


① 50m走
はい、これはいわずもがなでしょう。
先のW杯ブラジル大会でも相手DFを置き去りにするオランダ代表ロッベンの活躍は、話題になりましたね。
足が速ければ、フェイント無しで相手を置き去りにしてチャンスメイクすることが出来ます。
また、DFであれば、相手に抜かれないですからね。


②3000m走 (長距離走)
これも当然入ってきますね。
サッカーは持久力がなければ出来ない、ハードなスポーツですから。


③ ロングキック
ボールを遠くに飛ばせないと、サイドチェンジやゴールキック、クリアやシュートの場面で困りますね。


④ ロングスロー
サガン鳥栖の主将、藤田などはこのロングスローを得意として、相手ゴール近くのスローインは、味方の大チャンスになります。
遠くに飛ばすには、腹筋、背筋や腕の筋力が重要になります。


⑤ シュート力
はい、シュート力があれば、GKは当然シュートを防ぐのが難しくなりますね。
一昔前であればロベルトカルロスや、今で言うとイブラヒモビッチやフッキが、強烈なシュートを持っていますね。
このシュート力は、スピードガンで計ることが出来るでしょう。


⑥ ベンチプレス
はい、これは胸板の厚さや、がっしりした肩に直結しますね。
このベンチプレスで持ち上げられる重量が増せば、相手に当たり負けせず、ふっとばされることもなくなりますね。
W杯での南アフリカの選手は、みな筋骨隆々でした。


⑦ 垂直跳び
これは空中戦の際、重要になりますね。
背が低くても、広島の石原直樹などはこの跳躍力に優れており、ヘディングで自分より背の高い相手選手に競り勝ったりしてます。


サッカープレイヤーのみなさん、この7つの能力、意識して向上させていきましょう☆