ども。


国立競技場が、56年の歴史に幕を下ろしましたね。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20140718/1059186/?n_cid=nbptrn_else

5年後に工事が完了し、新国立競技場として再出発します。

サッカー関係者にとっては、聖地と呼ばれていましたね。


・サッカー日本代表の歴史を紐解くのに欠かすことの出来ない舞台

・天皇杯決勝や、ナビスコ杯決勝の舞台

・Jリーグ開幕の舞台

・高校サッカー選手権のベスト4以上が上がれる舞台。



さて、2019年に再スタートを切る国立競技場ですが、引き続き聖地としての役割を果たしていくのでしょうか?


ぼくは、そうあって欲しくない。


先のW杯ブラジル大会、日本は勝ち点わずか1しか得ることが出来ず、惨敗を喫しました。

世界の壁は非常に厚いものでした。


日本と世界との差は、体格、個々の技術、コンディショニング作りなど、様々なありましたが、

その一つにサッカー文化の根付き方にも大きな差があるでしょう。


ヨーロッパの国々は、サッカーの歴史が古く、文化が定着していますが、日本はJリーグが始まってまだ20年。人気でも、野球の後塵を拝しており、まだまだ日々の生活に根付いているとはいえません。


そんな中、陸上トラックを併設している新国立競技場が、またしても聖地になってしまうことに、ぼくは大きな危機感を抱いています。

サッカー専用スタジアムこそ、今後の日本のサッカーの聖地にふさわしいと強く思うのです。


陸上兼用スタジアムが、今後も日本代表の試合や、天皇杯、ナビスコ杯、高校選手権ベスト4の舞台で有り続けるのは、日本のサッカー文化水準の低さを、世界にむざむざ知らしめるようなものだと感じます。


こんなことでは、ブラジルW杯の雪辱を果たすのは、絶対に無理だろうと。

W杯はその国のサッカー文化も含めた、総力戦なのですから。


首都圏の大箱の専用スタジアムというと、東京には有りません。

さいたまスタジアムくらいしかないとは思いますが、それでも例えばこのさいたまスタジアムが聖地になってもよいのではないでしょうか。


日本でサッカーが、文化に深く根付くことを期待しています。