はい、試合の60分や90分前に行われる、マッチコーディネーションミーティング。
試合時間や交代選手などの試合要項の確認、ユニフォームの色決め、試合関係者の顔合わせ等の目的で行われます。
マッチコーディネーションミーティングには、マッチコミッショナー、対戦チームの代表者、それに審判団が参加します。
だいたい対戦するチーム同士の自己紹介の後に審判団の自己紹介になりますね。
主審、副審2名、そして4thの順に名乗ります。
■問い1
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主審 「レフェリーを務めます、姉小路です。」
副審「○○を務めます、山本です。」
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はい、ここで質問。
あなたが上記の副審だった場合、何と言っているでしょうか?
考えてみてください。
考えました?
選択肢としては以下3つでしょう。
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①「副審を務めます、山本です。」
②「アシスタントレフェリーを務めます、山本です。」
③「A1を務めます、山本です。」
※A1=2名居る副審のうち、試合時ベンチ側に位置する副審のこと。
ベンチ前の監督の怒声にさらされるため、副審2名のうち、より経験、実力がある審判が務める。
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別に正解はありません。
ただ、よりベターな選択肢はあると思います。
考えてみましょう。
僕的な回答のベストは
③「A1を務めます、山本です。」
ですね。
次に良いと思うのが
②「アシスタントレフェリーを務めます、山本です。」
最後に
①「副審を務めます、山本です。」
でしょうか。
以下、考察していきます。
まず主審は
「レフェリーを務めます、姉小路です。」
と名乗っています。
英語ですね。
よって、この後に「副審を務めます・・・・」
と日本語で言うのは、流れ的にあまりよくない気がします。
てなことで、英語の”アシスタントレフェリー”、または英語的な”A1”の方が良いでしょう。
ではこの2つ、アシスタントレフェリー、またはA1ではどちらが良いでしょうか?
アシスタントレフェリーは正式名称なので、これにしようかと思いきや・・・・
ちょっと文字数が多いし、言いにくい。
発音すると”レフェリー”より2.5倍も長い。
レフェリーより目立って、かつ時間も取ってしまうのは、おこがましい気がします。
よって、A1の方が良いかと。
はい、では状況が変わって、問い2にいきます。
■問い2
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主審 「主審を務めます、姉小路です。」
副審「○○を務めます、山本です。」
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問い1は主審が”レフェリーと名乗りましたが、今回は”主審”と名乗りました。
このとき、副審はどう言うのが良いでしょうか?
問い1を踏まえれば、まあ簡単でしょう。
「副審を務めます、山本です。」
が良いでしょうね。
■問い3
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主審 「主審を務めます、姉小路です。」
副審「A1を務めます、山本です。」
副審「○○を務めます、鈴木です。」
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これはどうでしょうか?
主審は日本語、副審は英語的に来ましたよ~。
選択肢は”副審”とA2”ですがどちらにしたものか・・・・
ちなみにA2を貴方として、レフェリーとA1,A2を会社の人間関係に例えると以下のようになります。
レフェリー=上司
A1=先輩社員
A2=あなた
この問い3では、上司に倣うか、先輩社員に倣うかで難しい問題です。
”副審”と言うべきか、A2”と言うべきか。
はい、これはA2というべきでしょうね。
同じ副審がA1と言っているので、それに倣った方が、流れ的にスムーズで、違和感がありません。
てなことで、今回はマッチコーディネーションミーティング時の、名乗り方について考察してみました。
判定には全く影響が無いですし、かなりどうでもいい記事かもって思いますが、このような小さな事象について深く考えてみるのも、おもしろいかなと。
ではでは☆