その昔、武士は刀を持ち歩いていました。
時代が下り、現代ビジネスマンの刀と言えば、一体何でしょうか?
そう、名刺ですね。
ぼく、前部署では名刺交換の機会はほぼ無かったですけど、新部署では名刺交換必須なので、ちょっと慣れてきましたよ。
名刺の出す所作、すばやさが、潜り抜けた戦場の数を表しています。
って、少し大げさでしょうか。
ぼく、いまだに鈍くさいです。
まあ名刺が刀なら、差し当たり名刺入れが鞘ということになりましょうか。
戦場は変わって、フィールドの審判。
審判にとっての刀は何でしょうか?
そう、カードです。(イエロー、レッド)
抜くべき時にすばやく抜く。
これ重要。
ファウルが起こった直後に抜いたほうが良いです。
なぜなら、ファウルを犯した選手に近づいた上でカードを抜くと、相手選手に言われて出したように見える時があるから。
ちなみにカードが刀なら、鞘はポケットですね。
ぼくは以前は右手で笛を持ち、左胸ポケットに警告のカードを入れていました。
しかしこの前インストラクターに指摘されて、ズボンの左前ポケットに入れるよう変更しました。
理由は、右手で笛を操ると同時に、左手でカードという刀を抜くことが出来るから。
「ピーー!」という笛の音と、カードを出す「ササッ」の動作が同時に出来るのです。
左胸ポケットだと、どうしても笛を吹いて、ワンクッション置いて両手でカードを出す動作になっていたのです。
あっ!だからといって、名刺入れをズボンポケットに入れておくのはNGですね。
相手から頂いた名刺を低い位置に入れるのは失礼に当たりますので。
ではでは~