サンフレ、土曜日は横浜と引き分け、仙台との勝ち点差は3に縮まってしまいました。

でもまあアウェイでの勝ち点1獲得は、まあ悪くない結果です。


さて、そんなサンフレッチェ広島ですが、非常に特殊なフォーメーションを敷きます。

見てみましょう。


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↑     佐藤寿


    高萩    森崎浩


清水            石川


    森崎和  青山


 水本   千葉    森脇

      

       西川


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これが最近の基本の布陣です。

3バックに2ボランチ、2シャドーで1トップですね。


これがディフェンス時にはこう変わります。


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↑        佐藤寿


 高萩  森崎和  青山 森崎浩 


清水  水本  千葉  森脇  石川


          西川


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5バックになるんですね~。

これ、どこが一番きついのかというと、何といってもサイドハーフです。


サイドハーフの清水、石川は攻撃時は勿論、相手のサイド深くまで侵入します。

ですが守備時には、最終ラインまで下がらないといけないんですよ!!


これは大変です!

ちなみに4-4-2システムだったら、通常のサイドハーフはこうですよ。


<攻撃時>

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   △  △

▲        ▲

   △  △


△  △  △  △

    

     △

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<守備時>

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   △  △


▲  △  △  ▲

 

△  △  △  △

    

     △

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はい、この場合サイドハーフ▲は攻撃時守備時、そんなに位置変わってませんね。

しかし、先ほどのサンフレッチェの場合、サイドハーフ石川と清水は大きく位置が変わっているのが分かります。


サイドハーフは、ただでさえ運動量が求められますが、この広島のシステムでは、さらなる運動量が求められると言うわけ。


う~ん、清水と石川すごいわ。