はい、2011年度の九州地区2級昇級試験。


24名受験の14名合格だったそうで。

例年より基準が厳しく、「ファウルがちょっととれていないかな」レベルだと、落とされているみたいです。


九州全体で1年に2級が14名しか増えてないとなると、けっこう由々しき事態ですね。

18歳人口自体は減っていますが、年間を通じたリーグ戦が昔に比べて整備されており、試合数はむしろ増加傾向にあると言えるので。


昨年Cトレをこなし、受験まであと一歩だった僕の今の実力は3級の上位レベルだと思っていますが、やはり2級とは全く別物。

悲しい・・・・


正直、3級審判って、レフェリーとしてはやはり半人前なんですよね。

まあ15試合程度こなせば受験できるし、たとえ太っていても関係無いし、旗の扱いとかデタラメな人結構多いし。


でも2級は違う。

福岡ではCトレに入って、ある程度厳しい試合を吹くし、12分3000m走り切れないとダメだし、ルールも覚えないといけないし。

おまけに受験は高校新人の九州大会だし。

例えば東福岡や東海大五、鹿児島城西、国見など強豪校の試合を、万全なレフェリングで終わらせないといけません。


また、人間としての立ち振る舞いまでが受験に必要な要素とされます。

一昔前の基準なら分かりませんが、今の2級審判取得というのは、本気で目指さないと通らない試験です。

2級になったら、レフェリーとしても1人前になったと言えるでしょう。


しかしもっと審判の魅力を伝えていかないとだめですね。

審判員のやりがいやすばらしさが認知されていないので、審判の底辺が広がらない。

富士山の裾野が広いように、もっと審判人口を増やさなければ。



うみゅみゅ