キリンチャレンジカップ2012日本V.S.アイスランド。
主審はオーストラリア
この主審は、アドバンテージで流して思うような展開にならなかったときの、いわゆる「ロールバック」をしたがらない主審ですね。
前半14分、槙野が倒されたシーン。
日本陣内の左サイド深くで槙野が倒されて、ボールは味方につながりますが、すぐにはとらず、5秒後にファウルの笛を吹いています。
後半3分。
藤本が相手の斜め後方から手をかけて邪魔しますが、そのまま流します。
送ったボールが思うようにいかなかったのでファウルの笛。
藤本が手をかけたことろから再開です。
後半32分。前田が倒されたときも笛が遅いです。
あの場面でアドバンテージをかけないなら、前田が倒れた時点で笛を吹くべきでしょう。
ちなみにこの後FKから槙野が押し込んで追加点を奪います。
はい、まあそれはさておき、前半15分。
「これは!」
というシーンがありました。
ショートコーナー。
柏木→駒野とつないで、駒野がセンタリング。
ファーにいた槙野に合います。
しかしGKはセービングで難を逃れます。
このとき主審がアドバンテージをかけます!
GK保持状態でのアドバンテージは、初めて見ましたよ、これは。
恐らく槙野が相手DFの肩に手をかけて、その反動を利用してヘディングしたので、そのファウルをとったのでしょう。
ほかに接触した選手もいなかったので。
そしてGKがボールをとったので、カウンターがあるかもしれないと思い、アドバンテージで流したのですね。
通常アドバンテージは、ファウルされた側の陣地で取ることはあまりないです。
まして、GKが保持状態でアドバンテージは、非常に珍しいシーンといえるでしょう。
ではでは!