はい、久々審判記事でも。
ヘディングでの競り合いです。
多いのはゴールキックからのボール落下地点での競り合い。
またはオフサイドの際の再開でのボール落下地点での競り合い。
このとき主審は、落下地点の横に移動してプレーを監視しなければなりません。
競り合いの際はファウルが起こりやすいので、串刺しに成らないように近づき、横から見るのです。
このとき起こりがちなファウルは、以下のようなものでしょうか。
------------------
■飛び上がった選手の落下地点に相手選手がもぐりこみ、飛び上がった選手のバランスを崩す。(潜り込み)
■後ろの選手が、前の選手のユニフォームを引っ張り、飛び上がれないようにする。(引っ張り)
■2人が飛び上がり、片方の選手が勢い余って、もう片方の選手にぶつかる。(ジャンピングアット)
■相手選手の飛び上がる瞬間に体を当て、飛ぶのを邪魔する。
■相手選手がヘディングしようとしているのに、過度に足を上げて危険なプレーをする。
------------------
ヘディングの際の接触プレーは、多くの場合ジャンプを伴い、落下で怪我をする可能性があります。
なので主審は、しっかりと目を光らせて監視する必要があるのですね。