はい、先日のbjリーグ。
審判は3人制でした。
バスケはこの人数がデフォルトなのかな?
このように審判三人が均等に散って、ボールの動きを監視しています。
プレーヤー10人に対して、3人が目を光らすのですから、非常に贅沢ですね☆
それに対してサッカーは選手22で審判3人ですね。
4審を外して考えていますが。
バスケとサッカーでは2倍の開きがあります。
サッカーで誤審が起こるわけですわ。
ぼくは正直、サッカーは3人制の審判でプレーを見切るのは不可能と考えています。
例えば以下のような項目。
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●レフェリーサイド。オフェンスとディフェンスが競り、ゴールラインを割る。
どちらがボールを出したか微妙な場合。
これは反対サイドの副審からは遠くて判定が無理です。
なので主審一人の裁量となりますね?
しかしゴールラインを割った瞬間を見極めるにはライン上に居ないと分からないので、主審では分からないんですよ。
●ゴール前の混戦。この際のファウル。
これも見難いです。なにせ混戦なので人がブラインドになって、ファウルの判別が難しい。
かといってペナルティエリアにおおっぴらに入れば、プレーの邪魔になってしまうのでそれも出来ません。
●ショートがバーに当たり、すぐ下に落ちる。
これがゴールインしたかどうかの判定。
ラインを割ったかどうか、けっこうよくあるシーンですよね。
得点か得点で無いかがかかっているため、非常に重要な判定。
副審がジャッジする項目ですね。
実はこれも無理なんですよ。
なにせ副審は通常ディフェンスの最終ラインについていますから。
シュートがゴールに向かったとしても、その動きにあわせてコーナーフラッグに動くわけではないんです。
まあ当たり前のことですよね。
勘のいい副審でさえ、ボールがバーに弾かれて下に落ちた時にやっと動き出すのがせいぜいでしょう。
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はい、このように実際は審判に問題があるわけでないケースは多々あります。
すなわち3人審判制をとるが故の、構造的な欠陥により、誤審が生まれるパターンですね。
何も知らなければ、つい審判を悪玉にしまいそうになりますけど。
審判のみを責めるのは、あまりにも短絡的思考というもので、注意しないといけません。
でもかといって、僕は5人審判制に賛成なわけではないですよ。
ゴールライン横のレフェリーサイドにそれぞれ審判を置く5人制は、お金がまずかかります。
それに試合中ほぼ動かないので、あまり美しくないですしね。
走りまくっている主審に比べて、下手したら何もやってないように見えてしまいます。
5人審判制、まだまだ議論が必要なようですね。