はい、攻撃側がファウルを受けたが、そのまま流したほうが攻撃側に有利であると判断した場合、主審はアドバンテージをかけますね。
はい、では問題。
以下の選択肢から、アドバンテージをかけるべきものをすべて選べ。
もちろん選んだもの以外は、普通にファウルの笛を吹くものとなりますよ。
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①
守備側コート右サイド、浅い位置で攻撃側選手Aがファウルを受けた。
Aは出しどころが無いので、一旦ボールを味方のDF選手Bに下げようとしていたところでファウルを受けた。
ボールはそのままBに渡った。
②
攻撃側コートのセンターサークル付近。
攻撃側カウンターのチャンスで攻撃側選手Aがファウルを受けた。
しかし選手Aはファウルを受ける寸前にボールをかろうじて触ったため、ボールはそのまま横に居る味方選手Bに渡った。
③
攻撃側コートのセンターサークル右付近。
遅攻(ちこう)の場面で攻撃側がファウルを受ける。
ボールはそのまま横にいる味方選手Bに渡った。
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では答えあわせを。
正解の基準は、アドバンテージをかけるのと普通にファウルを取るの、「どちらが攻撃側に有利か」です。
答え:②
②はカウンターでチャンスの場面なので、そのまま流したほうが攻撃側に有利でしょう。
流さずにファウルをそのまま取ると、ボールをファウル地点まで戻す時間もかかり、速攻のチャンスがつぶれる恐れがありますから。
はい、アドバンテージを取る場面取らない場面、正確な判断が必要となってくるんですね。