はい、名古屋グランパスエイトV.S.湘南ベルマーレをテレビで見ました。

名古屋の優勝がかかった一戦。


湘南は最下位に沈んでおり、普通に考えれば楽勝ですが、窮鼠猫を噛むのことわざもあります。


さて前半17分、湘南のエメルソンが名古屋小川のスライディングを受けます。

幻の左前足


幻の左前足

↑結果的に足だけ刈っています


しかし、エメルソンはファウルを受ける間際にボールを前に運んでいたために、そのままボールは味方に渡りました。

当然、井上主審はアドバンテージを取ります。
幻の左前足

↑アドバンテージジェスチャーの井上氏


しかしすぐにボールは名古屋選手がクリア。

幻の左前足


ここで主審は試合をストップし、小川に警告のイエローカードを提示しました。


はい、

「警告のプレーにアドバンテージを採用後、相手ボールになったところで試合を止め警告を出す。」

これ、僕も経験が無いです。


イエローカードを出したことは何度もありますが、このような場面に出くわしたことが無く。


これ、3級審判の半数は実施出来ないんじゃないかな。

というのも、警告ものファウルが起きた瞬間、つい「ピー!」っと笛を吹いてしまうそうです。


流す余裕が無いというか。

僕、やってしまいそうです(汗)



念のため、競技規則を参照しておきましょう。

P66、アドバンテージについて書かれています。


「警告に値する反則の場合、次のプレーの停止時に警告しなければならない。しかしながら、明白なアドバンテージでない限り、主審はプレーを停止し、ただちに競技者を警告することとする。次の停止時に警告がなされなければ、その後に警告することはできない。」


ではでは~