先日のナビスコ杯決勝。
歌舞伎役者のような表情を見せるジュビロ磐田、FWのジウシーニョ。
高山主審、イエローカード!
・・・・と言っても、表情が歌舞伎っぽいので警告を出したのではありませんよ(笑)
この直前の場面を再現しましょう。
●ジウシーニョが、サンフレッチェ森崎和を引っ張ってコカせます。
↓
●すぐさまファウルの笛。主審はジウシーニョを呼びます。
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●主審は何やらファールドのいろんな箇所を指差し、その後下記のように指で「3」を示しました。
↓
●そしてイエローカード!
これはいったいどういうことでしょうか?
競技規則を紐解いてみましょう。
34ページ、「警告となる反則」の項目の中に下記文言があります。
”繰り返し競技規則に違反する”
そう、主審はジウシーニョがこの試合の中でファウルを犯した地点を次々に指さし、その後”3”と指で示したのですね。
すなわち3回ファウルを犯したので、”繰り返し競技規則に違反する”ということになり、イエローカードになったわけなのです。
分かりやすいですね。
さらに、117ページにあるように”繰り返しの回数やパターンは特にしめされていない”ので、
警告のタイミングは、主審の判断に拠るようです。
ちなみに僕は繰り返しによる警告は出したことがありません。
正直ここら辺が3級と2級の分水嶺かと。
すなわち並みの3級では、例えば「13番がファウル三回目」などといちいち覚える余力がないので、繰り返しによる警告を出せないと思うのです。
よっぽどその13番が固体認識しやすい人間なら話は別ですけど。
うみゅ。
上手くなるためには、適切に”繰り返しによる警告”を出せる人間にならねば・・・・
よーし、主審やるときは、がんばって”繰り返しによる警告”、出すぞ~!!(笑)