どうも。


日曜の”もリーグ”。

自分達の試合の後、いつものように次の試合の主審をやっておりました。


攻撃側ショート!

GKが弾いてコーナーになりました。

僕は向かって右のコーナーを指しましたが、キッカーは間違えて左のコーナーにボールセット。

弾かれたボールは左側へ転がっていったので、まあそれも無理からぬことです。


しかし、僕は右からのコーナーであること指示したばかりなので、再び右からであることを宣言。

仕方なくキッカーは、右側のコーナーアークへ、ボールを置きなおしに向かいました。


そのとき、僕の背後で選手が一言。

「どっちでもいいじゃん!」


まあどちらのコーナーから蹴ろうが、結果的にそんな大差ないかもしれません。


でもね、僕はただ厳格に審判してるわけではないんです。


例えば、北九州社会人サッカーリーグでは、主審に3級審判の資格が求められます。

同じく、高校生年代の強豪が集まるプリンスリーグでは2級が。

JFLやJリーグでは1級。


そしてW杯で国際審判となりますね。


このように、選手の実力に比例して、それを担当する審判の級も上がっていきます。

つまり、リーグの格は審判の実力と比例するのです。

そして今の”もリーグ”に、僕以外おそらく3級審判は居ない。


だから僕は、自分が”もリーグ”の格を背負っているという気持ちで常々試合を裁いています。

よって、先ほどのコーナーも、”どちらでもよい”とはならないんですね。



まあ、以上のように今日はかっこよく語ってはみました。


とは言ったものの、判定以外の部分で通常のルールどおり厳格にやっても、選手と意識レベルの違いが大きく、うまくいかなくなることも事実。

そのため、実際は”ここかな”という着地点を、探り探りでやってるんですけどね。


う~ん、審判ってやはり難しい・・・・


うみゅみゅ