そう、今日は何を隠そう・・・・



プリンスリーグ九州の副審に出かけて参りました!!!


え?

プリンスリーグを知らない!?


仕方ない。

プリンスリーグを知らない、そんなあなたのために若干補足説明しておきましょう。


プリンスリーク ゙とは、4月から7月に、全国各地域ごとで行われる高校生年代の強豪チーム同士のリーグ戦のことです。


一回負ければ次が無いトーナメントでは、貴重な試合経験もなかなか積めないということで、

リーグ戦文化醸成のため、2003年からこのプリンスリーグは始まりました。


地域は、九州、関西、関東など、全国を9つに分けて行われ、それぞれの地域上位チームは、全日本ユース選手権(高円宮杯)への出場権を獲得できます。


プリンスリーグの特徴は以下の通りです。


・試合がプロと同じ90分である。

・その地方の強豪チームでリーグ戦を戦うため、当然試合のレベル自体も高い

・会場は一箇所の集中開催方式

・第4の審判(4th)が存在する。


ちなみに九州の場合は、プリンスリーグ九州と言い、一部12チーム、二部12チームで構成されています。

一部にはご存知、東福岡や鹿児島城西、大津、鹿児島実業、国見などの高校勢に加え、

アビスパ福岡U-18、大分トリニータU-18などJリーグユース勢もいます。




さてさて、僕の初プリンスはどうなるか?

いってみよ~!!



会場は福岡フットボールサンターでした。



90分前に審判控え室へ。

2コート分の審判、さらに前後の試合の審判も入るため、控え室狭いですよ~


キックオフ70分前。

コーディネーションミーティングがあります。

ちゃんとそれ用のベンチまであるし!!




このコーディネーションミーティングとは、主催者、両チームの監督、並びに審判団の顔合わせみたいなものです。


両チームの監督は、この場にフィールド1st、2nd、キーパーの1st、2ndユニフォームを持ってきます。

計4着ですね。


そしてこの場で、お互い色がかぶらないように話し合いを行うのです。

実際に色を見て判断するとは、さすがプリンスリーグです。

普通なら口頭だけで色決めますもんね。


また、今日は7月ということもあり、前半、後半、それぞれの半ばに給水タイムが設けられることも確認しました。



さて、コーディネーションミーティングも終わり、次は審判団で事前打ち合わせ。

ファウルの基準値やプリンスの特徴などについて確認しました。



さて、審判控え室で靴の準備をしていると、重大なミス発覚!!

なんと靴紐がない!!


僕はこの前の試合で泥だらけになったスパイクを、家で洗って干していたんです。

そんで靴紐も干して乾かしていたのですが、その靴紐を忘れるという失態!!


かなり焦りましたが、履いてきた運動靴の紐で代用しました。

いやはや、猛省でした。


さて、時は近づき試合開始7分前。

ここでメンバーチェックを行います。

終了後、両チーム、審判団共に10mくらいフィールドへ入ります。


ここでみな整列し、本部側と、その反対側へ向かって礼。

さらには選手一人一人と握手まであるし!!


マジでJリーグ仕様!

「ちょっとさすがにプリンスは違うな~!!」

素直に感動していましたよ。


他にもプリンスリーグの豪華なところといえば、

大きな得点版が、本部席とは反対側にあることや

タンカが用意されていることなどでしょうか。



「ピ~!!」

てなことでキックオフ☆



こっち側にあまりボール来ない♪

23分ころには給水タイムが入りました。


その後も大過なく、前半終了。

約15分の休憩に入りました。


ここで用意されていたのは500mのペットボトルの飲み物。

しかも水やお茶、スポーツドリンクから選択できるし!!

すごいな~


さて、後半。

途中で靴紐が、なんと両方解けるアクシデント!!

しかしマルチボールシステムなので、なかなか結べず困りました。


ちなみに僕が普段プレーするもリーグは50分ゲームです。

対してこのプリンスは90分ゲームで且つ、マルチボールシステムなので、運動量2倍くらい違うでしょうね。


そんなこんなで試合終了!

大きなミスなく試合を終えることが出来ました。

梅雨も明けてないので、暑すぎもせず体力も持ちました。

神に感謝です。


今日の反省、気づきとしては以下の事項。


・靴紐の予備も買っておく。

・マイボトルをライン際に置いておく

・ボールが出て、どちらチームのボールか分からなくても、ちゃんと旗は挙げる!

・ラインキープが甘い。

・戻りオフサイドに注意



あらためて、「自分へたくそだな~」と実感した一日なのでした。


幻の左前足

開発が進む博多駅前