日本はパラグアイに惜しくも敗れ去って数日。
日本代表が降り立った関西国際空港は、出迎えの人で大騒ぎだったようで。
しかし実はまだ、南アフリカには日本人戦士が残っていたこと、ご存知でした?
え?
誰かって?
そう、いわずと知れた西村雄一主審、相良亨副審の2名ですよ。
この2名、すでにW杯で3試合を担当しました。
そして昨日、なんと準々決勝最大のビッグゲームとも言える
ブラジルV.S.オランダを任されたのです!!
さあ、どうなるのか?
審判団3人の空撮。
空撮があるのはW杯ならではですね。
後半1分
オランダ2番が倒れた!
しかしこれはブラジル選手接触しておらず、
わざと倒れています!
オランダ2番に、シミュレーションでイエローカードを出しました。
このすばらしい判断に、ブラジル選手も思わず拍手です☆
オランダリード、2-1で迎えた27分。
事件が起こります。
後ろから引っ掛けて倒した挙句・・・・
なんと踏みつけ!
「ボールをよこしやがれ!」
これに対して、西村主審はすかさずレッドカード!!
退場を命じます。
毅然とした態度、さすが。
ブラジルの5番は、リードされた状態で後半残り時間も少なくなり、
苛立っていたようです。
後半30分。
ボールを拾おうとするカカに対して、オランダ13番がボールを
ちょんと蹴って遠ざけました。
イエローカード対象の遅延行為です!
すかさず駆け寄る西村主審!
しかし、手にはなぜかレッドカードが!!
イエローカードのはずでは??
「間違えた。 今のは無しよ~」
苦笑いの西村氏。
「はい、イエローカード!」
「危ない危ない。カードの収納場所、間違えてた」
てなことで、西村主審、ゲームも荒れることなくこの難しい試合を良く裁き切りました!!
すばらしいの一言。
この出来具合だと、準決勝、3位決定戦、決勝のいずれかで、もう一度登板機会があるかもしれません!!
「日本人は、サムライは、ここにいるぞ!!」
その活躍ぶりを、もう一度拝めますように♪