昨日のゼロックススーパーカップ、鹿島が勝利しましたね。


得点2-1と予想していましたが、1-1でさらにPK戦にもつれ込んでの鹿島勝利でした。





ところでこのゼロックススーパーカップ、毎年Jリーグ開幕前のこの時期に開催されます。
審判団を見てみましょう。

主審 西村 雄一
副審 相樂 亨 / 岡野 宇広

主審の、西村雄一氏、並びに副審の相樂亨氏は、W杯南アフリカ大会の審判団としても選出されている2名なんです。

つまり、国際主審と国際副審の資格を持ちます。
日本サッカー協会1級審判の場合、日本国内の審判を受け持つことが出来ます。
対して国際審判の資格を持っていると、例えばスペイン代表V.S.韓国代表などの国際試合を裁くことが出来るのです。
当然1級審判より資格の難易度も高くなります。

また、TVで確認するともう一人の副審、岡野宇広氏も国際副審のワッペンをつけていました。
つまり、ゼロックススーパーカップには、日本が誇る最強の審判団が派遣されていたことになります。

なぜでしょうか?


結論から言うと、シーズン初戦だから。
それが答えです。

Jリーガーの場合、最強のチームに所属していれば、2010シーズンはゼロックススーパーカップで始まり、元旦の天皇杯決勝で幕を閉じます。

つまりゼロックススーパーカップはシーズン開始を告げる試合なのですね。
今期から、日本サッカー協会は手を使ったファウルを厳しく取るとアナウンスしています。

ということは、このゼロックススーパーカップは、今期のファウル摘発のすべての指標となる大事な一戦なわけです。
だから最強の審判団が派遣されているのですね。


W杯での、審判団の活躍に期待しましょう。