こんにちは、グリッターズの田中です。
友達の飼ってる猫がFIPになりまして。
腹水がたまってて後ろ足が急に不自由な感じになってるのを
見に行って、まず間違いないだろうと思って獣医に一緒に見せにいったら
「おっしゃる通りです。」だと・・・
身を切られる思いだ。
ちなみに、安楽死はさせない。
こーいう時に、獣医の人柄ってよくわかるね。頼れる人かどうかってことね。
ここしばらくブログさぼってたのも、友達宅に通い詰めなのです。(言い訳)
猫伝染性腹膜炎って何かで聞いたことある人もいるかとおもいます。
ほとんど死ぬやつ。
友達の猫はウエットとドライタイプの複合技のようだね。
7kgあったのに3.5kgくらいになったとのこと
どうしよう?と不安そうに聞くので、やれること全部やってあげるしかないだろと。
入院もさせてくれないから、医者も諦めがちなんだろうね~
他の猫にうつる?うつらない?と議論が尽きないので、根元のコロナウイルス除去できりゃ
心配しなくていいだろうって思い、友人宅を消毒しましたよ。
コロナウイルス自体は消毒用アルコールで除去できます。
糞便から感染することもあるとか情報があるから。
コロナウイルス抗体価検査をする必要があるのかどうか。
FIPの猫でも、抗体価が低い子もいるし本当に正確なのか微妙です。個人的には。
検疫時の抗体価検査は輸出元のブリーダーがやってくれるし、だめな子に会った事がない。
だめだと輸出できないから。
昔、調べた猫は同じ子で2回採取して1回目200弱だったが2回目になると430とかだった。
ばらばらで参考にならんね。って話になったのです('Д')
昔はFIPコロナウイルス検査と呼んでたけど、実際は「コロナウイルス抗体価検査」が正しい。
なので、検査値が高くてFIP陽性だとして、がっくりするのは早くて諦める必要はないってことです。
検査結果がたとえ悪くても、飼ってる猫が元気で食欲があって変わりなければ、いつも通り遊んであげてかわいがってあげることが治療に必要じゃないかなぁ?
猫って飼い主の表情とか気持ちとか、不思議とわかりますし。
落ち込んだ時に、そっと傍にいてくれるよね(笑)
FIPウイルスを持った猫は全体の猫種でも85%以上持ってるそうです。
しかし、発症しないで寿命を迎える子もいて「うちは絶対にいません!」と言えるのは
おかしいと私も思います。うちの家で発症したとしても何ら不思議ではないから。
で、いままでよく投与してたインターフェロン注射とかって効かないよね。
いや、効きにくい。抗生剤のプレドニゾロンとか取り寄せて投与しました。
「シクロスポリンA」っていう免疫をあげる薬を入れました。日本ではアトピカって名前。
FIPウイルスの増殖を抑えるのです。これ以上増やさないってことです。
あと1つ、マラリアを抑える薬が効くようだけど、日本未承認・・・。
ええい、日本って色々めんどくさい!
猫を毎日楽しませて免疫を上げていくって方法が、いまで言う「ホリスティック医療」って
いうんだね。結局は病は気からってことに落ち着くのかもしれません。
で、友達の猫はというと
1.腹水がなくなった。
2.体重が増えだした。
3.後ろ足が自由に動く。
軽快したように見えるけど、まだまだ油断禁物のようだね。
病院にいった時も、絶対諦めないことが大切だと感じます。
なんか、どこかのバスケの監督も良い事いってました「諦めたらそこで試合終了だよ」と
飼い主の意向を尊重してくれる人。獣医さん探してください。
だって、家族だし。
写真は、ウイングと一緒に男同士眠る、クーちゃんです。