才能とは 美しくも強烈なジャッジ力 | かまたきみこ「天軆観測」

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かまたきみこ オフィシャルBlog
作品を生み出す自分の身体は
美しい自然であり天体。
豊かなイメージで観測します。

身も蓋もない話だけど
ドSな話だけど


もし、活躍したかったり

凄いものを作りたいなら



その反対の強烈なジャッジ力
美学が必要だと思う



凄い人は、技術も、信念も強い
自分にダメだしする力が半端ない

恐ろしいくらいよ



それを延々と自分に課している
自分の作業に没頭するだけの
ジャッジ力が凄いのよ


人気の人の情報に触れた後って


えぐいほど落ち込むでしょ



ファンで、好きになって
キャーって
追っかけしていたら、そうでも無いのかも
しれないけど

どうだろ



自分を高めようとして
すごい人に触れると

その才能を維持するパワーの
陰と陽の、

見た目の凄さは陽としたら


見えない部分の凄さは
物凄いダーティーで
自己否定や作業のクオリティを保つための
徹底したプライドや、
いい加減な仕事への軽蔑


そんなエネルギーも同時にあるよ



だから、見た目の素晴らしさを
学ぶと
見えない負のエネルギーも同時に
キャッチすると思う



凄い人に触れたあと
酷いナーバスになることがある
自分の全存在を否定されるような
恐ろしい感じ


それって多分、その人の
集中、執着、作業のクオリティを保つための
強烈な創作への愛
美学

それって、ジャッジとも言える


芸術とも言える



だから、上を見るなら
その上の人の中にある恐ろしい地獄みたいな
強烈な世界も受け入れていけば
いいんじゃない?


凄い人は人を殺せるほどのパワーがあり

周囲の人を骨抜きにする力があり

自然とマウントを取る

凄い…その分、本人も
ダークな衝動を持っているもの



凄い人の陽の当たる部分だけ
コピーできると思ったら
そんな簡単ならいいけどね



わたしは、ある人の情報に触れると
そのあと『死にたい』って
声が聞こえてくるから


あ、この人は、
物凄いエネルギッシュなのは
死ぬことすら、自分の目標の中に取り入れて
死から逃げてないんだと思うのね


甘ちゃんのわたしが
生ぬるく生きてきた私が
そういう人に触れると


素晴らしい姿にも感化されるけど


見えない世界の強さ
死への覚悟にビビって

この人から情報学んでいいのか
不安になることがあった



気が付かないとナーバスになるけど


そういう仕組みなんじゃないかなーって
私はそう思うの



だから、凄い人から学ぶ人は
その陰のエネルギーにも敬意を払って
ダウンロードすればいいんじゃないかな



わたしは、いつも悔しい
自分がそこそこで満足して
作業が芸術にならないこと

マンガが、アートになりきれないこと

何も越えられないこと

クオリティを上げられないこと

いま、伝統工芸の人達と接しているけど
その世界のクオリティに
達しない自分が辛くて辛くて仕方ない
異種分野だから尚更
マンガをリスペクトし切れていない
自分が辛い


辛い自分がデフォルトなので
あえて、そうやって自分を律しようと
している悪癖なのかもしれない


辛いのに踏みとどまっている



いつもいつも、自分をジャッジしているし
止められない
上達したくても出来ない自分を
責め続け、罵っている

本当にわたしは品が悪い
足ることを知らない



それでも、更に
もっと凄い人は
もっと凄いパワーで、自分を律している


死を匂わせるほどのエネルギー


才能で人を殺せるほどの
エネルギー


でも、それをコントロールできているから
乗りこなせているから
人として、明るかったり
社会的にきちんとしていたりする



本当にすごいなと思う


それにむちゃくちゃ悔しがる
わたしは、いったいなんなの?
たいして努力もしないくせに



と、はたから見たら、この私も

物凄いジャッジ力で、自分を律している

クオリティを課している



より厳しい人を見つけては

その厳しさに打ちのめされるという
Mなんですか


そんな厳しい辛辣な自分でいいの?
もっと軽い波動になりましょう
だからあなたの創作なんて
重いし、人気ないんでしょうと

言いたくもなるけど


活躍している人のエネルギーって


陽も大きければ
陰も大きいの



私はそう思うよ



だから、凄まじい陰を受け入れる覚悟で
その人から学んだり
ダウンロードすればいいんじゃないかな


そして、あなたの強烈なジャッジ力を
自分のやる事に真っ直ぐ向ける
その勇気

他人を批判する強さを
自分の指先の感覚に
色の感覚に置き換える

音感に、言葉のセレクトに
置き換えるの


時にそれは苦しいけど
他人に漏らしてため息ついてるよりは
死ぬ時、満足できるよ


八木さやさんの
子宮メソッドは
自分ビジネスは
陰のエネルギーを自分で育てる
メソッドじゃないかなと思う

身体を温め、身体の欲求に正直に
なることで

本来の力を取り戻していくという
メソッドなんだけど

身体を温めて、欲求に従うと
どうなるか


これまで我慢してきた衝動が
吹き出してくるから
辛くなる時期がある

陰の世界が拡大しているんだと思う



自己卑下したり、人に文句を言いたくなったり
浅ましいほどに、不機嫌になったり

それが疎ましく浅ましく思えてしまって
落ち込む人もいるかもしれない



でも、凄い人は
この自己卑下したり、不機嫌になる力も
はんぱないのよ


だから、よしよし
順調って
思えばいいよ



もっともっと不機嫌に
もっともっと、浅ましくなれ!
疎ましくなれ!
美しく…



これって毒な情報かな

毒あたりしたらごめんなさい
なんて重い記事なんだろう


でも、陰が魅力的でなければ
わたしは興味をそそられない

男も女も
陰が美しい人は
そそられるよ

だって、見えるんだもん


外出自粛で、スーバーでは
カップ麺やパンなんかが売り切れてるとか


逗子の駅前のSUZUKIYAで
フェンネルが売ってた


フェンネルなんて絶対
売り切れないし
このご時世に面白いなと買ってみた


無駄に
絶対売り切れない食材を
買って


華やかサラダ

無駄に…華やか



柑橘もいれて
美味しかったよ