次の年無事に幼稚園に
就職することができた。




体調はというと。。。

めまいが起きることは
ほとんどなかったけれど
疲れるとフラフラしたり
耳鳴りが大きくなった。




だから自分の限界を私はわからずやりすぎるから
いつもこうやって
体が教えてくれるんだろうなあって
思っていた。




病院の先生には、治らないから
一生付き合っていくしかないと
言われていたから



症状が起きないように常に
気を配りながら
生活していた。





とにかく病気になってから
睡眠がきちんととれないのがだめになった。




夜の12時まで寝ないと
次の日めまいがした。


私は、シンデレラかっ。。。(TωT)




病気が頭から離れることがなかった。



めまい繰り返すと
聞こえがどんどん悪くなるから、
その恐怖との闘いでもあった。




普通に仕事できる人が
ほんとに羨ましかった。




病気をしてから
性格も少し自分の中で
変わったように思う。





ほんとは、ものすごく社交的だったんだけど
なんかげんきな私がなかなか出てこなくて
人にすごく気を遣うようになった。


聞こえずらいのもあって
なんか輪に入りきれないような
そんな気持ちになっていた。


がんばろうとスイッチが入ったことは
寝ないでもがんばれたのに
何をしても集中力がなくなって
なにかひとつするのも苦痛になった。




いつのまにかそれがあたりまえになって
それが私になっていった。






幼稚園の先生たちと自分を常に比較して

私はできない自分、ダメな自分を
否定してばかりいた。







大きな音も耳に響くから
子どもが元気に遊んでいる声が
部屋じゅういっぱいになると余計聞こえなくなったりして



聞こえずらいから子ども同士の会話が聞こえなかったり
そのまま喧嘩に発展してかみつきとか起こしてしまうと
ものすごい自己嫌悪





私なんて先生失格。





病気にさえならなければと
何回も思ったし
自分の体に対して
ものすごくイライラしていた。





毎日がほんとに必死だった。



保育してるといつもそのことが
負担で、自分の限界を感じるというか

苦しかったな~。






今なら、あの時の私になんて声を
掛けるだろう。





耳が聞こえないから
ではないよね。

耳が聞こえていたら


~したら、~していれば
なんてない。




もうあのときの私のベストだったんだと
思う。





できないことよりもできることを
考えればよかったのかな。





ほんとに自分の体を
否定してばかりで
ごめんなさい。

そして一生懸命がんばってくれて
ありがとう。



やっとスタートできた仕事だったけど、

とにかくこの時は、病気でなくしたものばかり、
いつもなにかのせいにして生きていた気がする。