全曲解説『グレイな街並みに彩りをfeat.中村友美』編

『グレイな街並みに彩りをfeat.中村友美』


いよいよ最後の曲です。


メロディとフック部分の歌詞は先に出来ていたんですがまたも女性ボーカルがなかなか見つからず止まっていました。

知り合いを通してライブで友美ちゃんを発見。

そしてこの曲に参加してくれることを視野に入れだした頃、丸栄のCMソングに起用される！！かも！？！？という何とも曖昧なニュアンスの朗報が舞い込む。

丸栄、、東京での１０９的な場所、、、ギャルの聖地。キャワイ子ちゃんがわんさかいる場所。

地方ローカルとはいえ、そんなデパートのタイアップがとれたらそんな光栄なことはない！！！ならばまだ書いてないヴァース部分のリリックはたっぷりファッション、ショッピング、名古屋を連想させようとこんなリリックになりました。



本来決定しないまま色んな事を進めて行くことは本来なかなかないのですが、まあ決まるにしろ決まらないにしろとにかく良い曲を創れば良いじゃないか、、と進めて行きました。




友美ちゃんはほぼ新人のような子で、レコーディングも我が子を見守るような気持ちで見てました。

励まし、アドバイスし、引き出しながらのレコーディングは、録音をし慣れてるレコーディングエンジニアもなかなかレアなことだったようでかなりフレッシュだったみたいです。

彼は歌い慣れた女の子が自分の納得だけをたよりに何百テイクを重ねたりするようなそれではないこの淡い感覚を思わず恋心と錯覚してしまいそうにさえなってました（笑）

初々しさが隠せないままの仕上がりだったかな、、、と出来上がりを聴いて少し心配してましたが某有名音楽ライターの方はこの曲を１番に絶賛。

トラック、メロディ、リリック、二人の声の相性の良さが抜群！！と嬉しいお言葉。
R&Bのディーバ（歌姫）的な子によくありがちな、うますぎて少し自分に酔いしれてるような歌い方じゃなく丁寧に歌ってるこの感じがまた良い！！！
とのこと

結果すべてがプラスに働いてくれたみたいです。


普段HIPHOP聴かないような方々もこの曲が好きと言ってくれる人が多いです。





おまけ
上品そうにたたずむ街並み、ショウウィンドウとめる足並み

ジョウヒンソウとショウウィンドウの韻の踏み方が綺麗～～～街並みと足並みもなにげに踏んでる～さすが～、、、、

ってそんな話ではなく、

このリリックは当初

上品そうな栄の街並み、ショウウィンドウとめる足並み

でしたがさすがに名古屋過ぎるからと修正の声がかかりました（笑）




それでなくとも充分、今回のアルバムは名古屋の言葉、名古屋の風景、名古屋への愛がたくさん詰め込めることができました。




参加してくれた素晴らしいアーティスト、協力してくれたスタッフ、仲間、メンバー、そして少ないながらも心待ちにしてくれてたファンの皆様に心から感謝いたします。






以上全曲解説でした！！！