ECCW Ballroom Brawl E11even Night 2 19/1/12
ECCW王座戦&ECCWカナディアン王座戦

フェイタル・4ウェイマッチ
アルテミス・スペンサー(ECCW ch)対エル・ファンタズモ対

レイ・ホラス対エディ・オズボーン(Canadian ch)
巨漢オズボーンとハイフライングが得意な腕達者3人を並べた構図。

スペンサーとファンタズモを中心に描くかと思いきや、

オズボーンのドミネイトからスタートし、

終盤オズボーンが巨漢なのに動ける事を示した所まで描き切ったのは、

意表を突いた形で良く、ちゃんと価値を示す事が出来ていた。

その間は、ファンタズモとホラスが中心となって埋めていく。

ファンタズモがヒールムーブを使えるので、

アクセントを上手く効かせていて起点となっていた。

一方のスペンサーは、ムーブは良いけどもそれ以外の存在感は少なく、

ホームマットなのだから、もう少し自己主張はして欲しかった。

只インパクトある攻防も多く、非常にまとまった多人数戦となっている。

好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

ECCW Ballroom Brawl 12 19/7/13
ECCW王座戦
アルテミス・スペンサー(c)対TJパーキンス

TJPのテクニカルな攻めが全開になるかと思いきや、

軽量級らしい大技や鋭角な投げ、

足技と様々な手を使って試合構築しており、

それに質の落ちたものが一切なかったのが素晴らしい。

スペンサーは上背があるので、キレがあれば全て豪快に映る。

TJPは要所で持ち前のテクニックは見せつつも、投げや蹴りをおりまぜ、

WWEの時にもなかった色気を出せている。

醸し出す雰囲気が更に格好良く見栄えの良いものになっている。

ペースも質も落ちることなく走り切った大熱戦。好勝負。
評価:****

ECCW Ballroom Brawl 13 

Night 1 20/1/17
ECCW王座戦
アルテミス・スペンサー(c)対バンディード

バンディードの充実した動きに全く引けを取らない王者スペンサー。

バンディードが凄いのは皆が知っている。

しかしそこにスペンサーが劣らない動きで鬩ぎ合うのは、観ていて熱くなる。

昨年から見せていたスペンサーの充実した戦いぶりが、

現世代最高の1人バンディード相手に披露出来たのは素晴らしい。

ハイフライングあり、豪快な投げ技あり、カウンターもあり、無駄はなし。

良い所が凝縮した激戦。文句無しに好勝負。
評価:****1/4