From The Ashes 

A Benefit For Shawn Phoenix 19/5/10
リー・モリアーティ対オフィーディアン
 

オフィーディアンの変幻スタイルにも、

テクニックと身体能力両方で対応出来てしまうモリアーティ。

序盤のレスリングからスピーディな攻防、サブミッションまで、

オフィーディアンの土俵に乗って闘える実力の高さを示す。

実はオフィーディアンとモリアーティ、スタイルに共通項が多く、

親和性の高さを感じる。オフィーディアンが、ヒールプレイを強くしたり、

スカしたりした時ではなく、

真っ向からぶつかった時の実力の高さが

ストレートに出てくる時は強い。
デヴリン戦やジェネリコ戦等を彷彿とさせる激しさとスイング具合。

お互いに良さを引き出し合った理想的な激戦。

チカラ本戦では、ヒール軍団のトップなので、

中々見る事が出来ないストレートなオフィーディアンの魅力、

アレックス・シェリーが認めた新星モリアーティの実力を堪能出来る激戦。

好勝負。
評価:****

MLW Fusion #98 20/2/22
エリック・スティーブンス対ダグラス・ジェームス
 

荒々しくハードヒットが強みの両者の一戦。

MLWデビューとなるスティーブンスのショーケースではあるものの、

ジェームスがそれだけでは終わらせず、

軽量級ムーブとキックボクサー・ギミックらしい鋭い蹴りを見せる。

ジェームスが、ハードヒッティングを煽れば、

スティーブンスは倍返しでやり返す。

両者のショーケースに持ってこいの熱い内容となった。

中々良い試合。
評価:***1/2

VIP Wrestling 

VIPX Killin' Da Business 20/1/31
ハードコア・デスマッチ
“ダーティ”アンディ・ダルトン対MASADA

 

ニュージャックばりのギターショットを見舞うMASADA。

放った追撃は、ドスっという鈍い音がする衝撃の一撃。

更にギターの破片で大流血に追い込む暴虐の限りを尽くす。

ダルトンの受けっぷりも良く、MASADAの凶悪さを引き立たせる。

愛する妻の名前をテーピングに書き、

愛の為に戦うまさにプロレス界のジョン・ウィック。
ダルトンの攻めにもかなり付き合ってしまう優しさもジョン・ウィック。

ただダルトンの攻めは、健闘しているものの、

MASADAの攻めと比べると流石に物足りなさが残るので減速。
最後も竹串攻撃で締め、MASADAの圧倒感が残る試合。

負ける画が見えない。
やっぱり攻めの凶悪性は、MASADAが群を抜いている。

中々良い試合。
評価:***1/2