Impact Wrestling Unbreakable 19/8/2
エディ・エドワーズ対マイケル・エルガン
狂乱キャラを身に付けても、丁寧な試合運びを見せるエドワーズ。

今回はROH時代の元同僚エルガンとの遭遇。テーマも遺恨もなく、

ハウスショーなので、悪くないが特段良くもない内容だったが、

コーナーでの打撃合戦でヒートアップ。小橋魂感じるチョップ連打で、

エドワーズもギアを上げ、

ジャパニーズ・スタイルというべきハードヒッティングを解禁。

一気に熱い肉弾戦になったことにより、前半を崩さなかった事は良い方向に回ってくる。

かつてのROHを思わせる内容。

エルガンもしっかり好調をキープしていた。MOTN。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

スコット・スタイナー、ジョーディン・グレイス&ピーティ・ウィリアムス対ジャーヴィス・コットンベリー、ディッキー・マイヤー&ライアン・テイラー
以前にアナウンスされていたスコット軍団でのChikara King of Triosへの参戦。

その前のウォーミングアップというべきか、所属団体(スコットはフリー)でこのトリオが実現。

試合前のマイク、元祖スープレックス祭りに、

元祖フランケンと得意ムーブだけでお仕事完了。

後はピーティの元祖カナディアン・デストロイヤーやおやすみ抱っこ攻撃でお馴染み、

対戦相手のジャーヴィス・コットンベリーとの異次元バトルを楽しむだけ。

最後はトリプル・スタイナー・リクライナーでフィニッシュ。

ハウスショーのファンマッチとしては十分な内容。
評価:**3/4

#1コンテンダー(インパクト世界王座)
サミ・キャラハン対テッサ・ブランチャード

歴史的な一戦の再戦が早くもセットアップ。

雪辱を誓うテッサが奇襲を仕掛けていくものの、

サミが受け止め、鉄柵へのジャイアントスイング。

そこから厳しい脚攻めとスラミバーサリーを思わせる展開。

そこからテッサが反撃し、

あわやというシーンを作り続けるといったところも似たような形。

前回上手くいった型に当て嵌めた内容という事。
テッサの攻めに対し、ダメージ表現が重すぎる所も特に改善はなかった。

流石にPPVと自前の配信サービスのみのハウスショーでは、

自らが発する熱量も周りから出る熱量も流石に同じとは行かず。

それが全編通して出た格好。只フォーマットは十分良い試合になる形を作っており、

今回もこの例には漏れず。ジェイクの介入もテッサの価値を落とさない為であり、

スリリングな終盤をしっかり演出出来ていたので、

ハウスショーのメインとしては十分なレベルではあった。
中々良い試合。
評価:***1/2

全体評価:7