Impact Wrestling United We Stand 19/4/4
モンスターズ・ボール
サミ・キャラハン対ジミー・ハヴォック
ハウスショー的ポジションの小大会。他の試合も正直適当な内容が多い中、
この試合も本腰を入れた内容ではないものの、要所を押さえ、
一定の仕事を遂行すれば、良い内容に仕上がった形。
画鋲も有刺鉄線もなく、モンスターズ・ボールにしては軽い内容ではあるものの、
ステープラーやレゴといった凶器の使い方はやはり上手く、
見劣りはさせないのは素晴らしい。本腰入れれば好勝負なのだから、
このモチベーションならこれ位に収まるだろうという内容。
それでも満足出来る一戦。
中々良い試合。
評価:***1/2
Independent Wrestling.tv Family Reunion 19/4/4
Independent Wrestling.tv王座戦-ヨーロピアン・ルール
オレンジ・キャシディ(c)対ジョナサン・グレシャム
ヨーロピアン・ルールということでラウンド制。
もちろんグレシャムが翻弄する形になるはずだったのだが、そこは曲者キャシディ。
独特の世界観と懐刀でグレシャムを逆に翻弄。軽い試合ではあるものの、
異次元マッチアップにクセの強い特殊形式という他にない感じなのも良いポイントであった。
平均的良試合。
評価:***1/4
ラスト・マン・スタンディング
ジェイク・パーネル対ゲイリー・ジェイ
ハードヒットとハードバンプ。技巧でいえばまだまだだが、この二つを貫き通し続ける。
各所で組まれているどインディーの中では数え歌であるこの組み合わせ。
互いのやりたい事はわかっており、ミスなども特にないまま、体を張り続ける。
ある意味献身性が強く一本気のある内容。
ラストマン戦定番のロープを外す行為に時間が掛かるため、
熱が冷めかけたものの、それを取り戻したのは、スーパードラゴンを彷彿とさせる、
椅子で頭を固定した相手へのダイビング・フットスタンプで壮絶な幕引き。
何とか最後までやり切った激闘。試合数がかさみ、
流しにならざるを得ない試合が多い中で、魂が籠っていた内容で好感。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
ISW Boner Jam IV 19/4/4
ISWキング・オブ・クレイジー王座戦-ファンズ・ブリング・ザ・レゴ・デスマッチ
アディー・スター(c)対ジェフ・キャノンボール対ニック・ゲイジ対マット・トレモント
いくら王者が女子のアディーでも、いくらレゴでも、
ゲイジとトレモントという横綱クラスが控え、
トレモントの相方キャノンボールもいれば、面白くならないわけはない。レゴをふんだんに使い、
特にゲイジがアディーをしばき倒す姿は流石の一言。
正直アディーは最近までセミリタイアしている位なので、
スキルは足らないのだが、リアルにイライラしているかはわからないが、
往年の不満屋ゲイジが見れてよし。レゴだらけとなったリングで強烈な攻撃の数々。
遊びになるかと思いきや、思いの外しっかり試合をしていてヒートアップした内容。
平均的良試合。
評価:***1/4