EVOLVE 111 18/8/12
ウォルター対アンソニー・ヘンリー
怪物と木こり。トップとアンダードッグ。ウォルターのドミネイトに、
期待のホープの1人であるヘンリーが耐え忍びながら切り込む。
鋭さは光っていて、西のリッジウェイ、東のヘンリーと言うように、
欧米の新進気鋭ストライカー筆頭である事は間違いなし。ウォルターも当然安定感抜群で、
ヘンリーを上手くアップさせる働きも行なっていた。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
JDドレイク対マット・リドル
この試合もEVOLVE最後となるリドルが、JDをアップさせる戦い。
動ける巨漢のJDの持ち味を引き出し、全て受けて立つ内容。
今後も出るのならば、そこから更にハードな形で昇華させるはずだが、
そういうわけにも行かない所もあるのが惜しいけれど、
JDを引き上げる事優先ではあった。只内容は十分備わっている試合。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
WWN王座戦-フェイタル・4ウェイ(ジャネラから直接勝利しないと王座移動せず)
ジョーイ・ジャネラ(c)(w/ペネロペ・フォード)対オースチン・セオリー(w/プリシラ・ケリー)対ダービー・アリン対ARフォックス(w/アイラ)
物量とスピードで攻める形。実際10分程の試合ではあるが、とにかく内容を詰め込む形。
只3人のカラーも活きているし、各女子マネの乱闘もありと、どのスポットも良質。
セオリー対フォックスのストーリーも良質。
今後に繋がる内容にもしてきたのは強い。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
EVOLVE 115 18/11/9
ムスタファ・アリ対DJZ
電飾対決。入場の派手さは変わらないものの、
トレーニングパートナーらしく思い入れがあるマッチアップに。
オーソドックスなスタイルに細かなアクセントを加えつつ、
メリハリの効いたムーブで攻める両者。
タイプが似ている両者。だが打ち消し会わずに、
相乗効果を生み出し、展開を加速させる。
決して長い試合ではないものの、
最後までテンションとクオリティを落とさずに、走り切った一戦。
一期一会の素晴らしい内容。
好勝負。
評価:****
EVOLVEタッグ王座戦
ストリート・プロフィッツ(c)(アンジェロ・ドーキンス&モンテズ・フォード)対ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー&JDドレイク)
WWE NXTからの刺客SPと、成長著しい次世代のインディーを背負って立つWHの一戦。浮遊感溢れる伸びやかなムーブを放つSP。試合運びは典型的なWWEスタイルで、
魅力的だがムーブ以外の味付けは普通。
その中でWHが切れ味抜群ヘンリーと動ける巨漢ドレイクが、
試合運びに色を加えていく。乱戦と連携を上手く使い分けながら構築。
ここまでやってくれるとSPもかなり助かる。終盤の追い込みも上々。
ネクストを期待してしまう一戦。両チーム株を上げた一戦。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
EVOLVE 118 18/12/16
ダービー・アリン対ロドリック・ストロング
成長著しいアリンであっても、ロドリックの壁は厚い。アリンのターンは与えられているが、全てロドリックの掌で踊らされている展開が続く。
まさにロドリックの貫禄勝ち。特別な事はしていなくても、
一つ一つの動きで格の差を見せつける。
ここまで差を見せつけた内容になるとは思わなかった。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4