NEW Redemption 18/11/9
ペンタ・エル・セロ・ミエド対ダービー・アリン
スター・ペンタが余裕の試合運びを見せるが、
成長著しいアリンもそれに難なく付いていく。
ハードバンプに頼らなくても良い所まで後少し。
持つアンダードッグ性にキャラクターも仕上がっている上に、
攻防の鋭さが日に日に増している。
この試合においても貫禄のペンタに、しっかりと肉薄出来ていた。
中々良い試合。
評価:***1/2
レイ・フェニックス対ケニー・オメガ
フェニックスに合わせた演舞的な攻防から花道の鉄板へのパワーボム&トペコンと、
ルチャの攻防と新日的なハードスポットで綺麗な区切りを付け、中盤へ。
支配シーンもそこそこに、一進一退の攻防を中盤での続け、
まったりさせないのは流石。それでも技の強弱は付けているので、過剰にならない。
フェニックスが必殺級の得意技を早めに出し終盤へ。
フェニックスが普段出さない裏技を出し、特別感を出せば、
全て受け切った上で得意のシチュエーションへ持っていくオメガ。
ジュニアの軽快さ、ヘビーの重厚さ、ルチャの自由さ、新日スタイルの格式と全てミックスさせた上で、
それが全て邪魔せず調和しているのだから恐ろしい。
最後IWGP戦顔負けのテーブルスポットにVトリガー連打で、
食い下がるフェニックスを完全に叩きのめして幕。
フェニックスこれはいけるのでは?と思わせてのオメガの粘り。
まさに両国でやっていてもおかしくない位の大盤振る舞い。単なるワンマッチにさせない、
両者の気概に天晴れ。ミステリオの後継者として階級問わず、
やって行ける事を改めて証明したフェニックス。
新日の外で異なるスタイルの相手でも難なくやって行ける事を証明したオメガ。
両者の高いスキル・高い対応力が化学反応を起こした名勝負。
新日ファン、LUファン皆必見の内容。
評価:****1/2