AAA TripleMania XXVI 18/8/25
#1コンテンダー(AAW世界タッグ王座戦)-ラダー・マッチ
ドラゴ&アエロスター対メキシカン・ブラッド(フラミータ&バンディード)対

ゴールデン・マジック&ラレド・キッド対Z&E(DJZ&アンドリュー・エヴァレット)
当然スポットフェスト。だが軽量級のラダー戦で出てきたスポットてんこ盛りという形で、

過激技ありハードコアあり団体芸ありハイフライングありという内容。

この中ではエヴァレットの凄技おDJZの安定感、

フラミータ&バンディードのドラゲーコンビの勢いとレベルの高さが際立った内容。

管理プロレスとは真逆の内容だが、とにかく派手で楽しめる内容とはなっている。

中々良い試合。
評価:***1/2

ストリート・ファイト
ロス・メルセナリオス(テハノ、レイ・エスコルピオン&ラ・マスカラ)対

ジョー・リーダー、パガノ&マーダー・クラウン
無秩序の中にかすかなスポット回しという秩序がある。

それ以外はこれぞAAAというべき、ド派手なハードコア劇場。

画鋲やラダーに留まらず、蛍光灯を大量に使われた流血戦。

それでもデスマッチ程重くならないのも見やすく、

デスマッチファイターにない華をそれぞれが持っているのも特徴。

そして何よりもパガノ。彼の働き。自らの身体を張り、相手にも張らせつつ、

試合のコントロールとビッグ・スポットを担当。

他に出せない色気とハードコアの上手さ。彼の働きがこの試合を押し上げた。

最後は蛍光灯だけに収まらず、

火炎テーブルに火炎ブル・ロープとファイアーづくしでフィニッシュ。

雑多な内容だが、血と炎と蛍光灯と勢いと華で何とかしてしまったストリート戦。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4