WWNLive SuperShow - Mercury Rising 2018 18/4/6
ザック・セイバーJr.対澤宗紀
当然バチバチの展開になる中で、自由奔放な澤と澤に合わせて自由にやりたいけど、

シリアスモードが抜けないザックと対比が面白い。

その中でもザックを追い込める唯一の一般人澤が、

次第にザックを自らのフィールドに追い込んでいくのは面白い。

当然ブランクもあるので、激し過ぎる内容にはしなかったが、

程よく激しく基本楽しくという狙いが成功した格好となった。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

キース・リー対関本大介
期待の怪物対怪力の一戦。ハードヒッティングあり、キースの飛翔あり、

関本がキースを投げ切るお待ちかねの見せ場ありと狙い通りに試合は進んでいた。

しかしストロングBJ的タフマッチの見せ方と、

キースのエンターテイニング強めなタフマッチの見せ方に少しズレが生じていた印象。

そのせいもあってもう一歩伸び切らず。中々良い試合。
評価:***1/2

EVOLVEタッグ王座戦
キャッチ・ポイント(c)(クリス・ディッキンソン&ジャカ)(w/ストークリー・ハサウェイ)対

リングカンプ(ウォルター&ティモシー・サッチャー)
リングカンプのパワー&テクニックに対抗出来るのが、ディッキンソン&ジャカの2人。

圧倒はされるが、ハードヒットやグラウンドでも怯まずやり返せるのは強い。

リングカンプに強さで対抗出来る数少ないタッグ。少しシングルの構図が強く、

タッグらしさは少なかったのが惜しかったが、

リングカンプに負けず劣らないディッキンソン&ジャカの荒々しい強さが出た良い試合。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

EVOLVE王座戦-ノーロープ・ブレイク
マット・リドル(c)対ウィル・オスプレイ

1つ1つの攻防を最高品質と最高速度両方を持ってやり切る。非WWEのトップ同士、

神童対決に相応しい見事な一戦。

肩の負傷をアクセントにしながら一進一退の攻防を見せ続ける。

この段階でも凄い試合だったが、

スリーパーを逃れようとしたオスプレイが心中ダイブを決行。

これがかなり危険な落ち方になり、試合は一時中断。
気合で試合続行を決意するオスプレイと

そのオスプレイに速攻を仕掛ける無慈悲なリドル。

リドルが押し切るかと思いきや、

自身の兄貴分オカダが宿ったかのようなレインメーカーを放ち決死の反撃。ま

るでオカダ対オメガを観ているかのような試合の後、

美しく迎撃式のフィニッシュで締めと見事な幕引き。

綺麗な試合から一転、強烈な死闘へと変化したジェットコースターバトル。

神童決戦に相応しい大激戦。

文句無しに名勝負。 
評価:****3/4

全体評価9.5