Lucha Underground S3#27 Fade to Black 17/7/19
クエト・カップ2回戦
プリンス・プーマ対PJブラック
エース対王者ムンドの右腕の一戦だが、ムンドの手下という感じを出さず、
一ハイフライヤーとしてエース・プーマの首を狙っていく真っ向勝負。
PJは、ヒールとして様になったことで課題であった、試合運びの粗さが改善されて、シングルでも十分やっていける力を更に発揮する事に成功している。当然相手のプーマがハイフライヤーなので、相性が良いということもある。ハイフライングはとっておきの一撃という位置に置きながら、見栄えの良い投げ技や打撃での一進一退で十分魅せてくる。ゆったりとした間で技を大きく映える様に打っていく事を意識した試合構築。その仕掛けが成功し、尻上がりに熱を帯びていく。もう終わりかということでPJが粘り続けたのも大きな要因。ベビー/ヒールとしてではなく、上手く実力者対決に持って行けたのは好材料。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
Lucha Underground S3#28 Booyaka! Booyaka! 17/7/26
クエト・カップ2回戦
ペンタゴン・ダーク対ドラゴ(w/コブラ・ムーン)
闇堕ちルチャ・ドール対決。結局ルード対決になってしまったので真っ向勝負。
何度も凌ぎを削っている選手同士なので、試合内容は安定。
ペンタゴンが必殺フルコースで攻めるのを、ドラゴが耐えていく内容。
シンプルで短い試合が、ポイントは押さえている内容。
平均的良試合。
評価:***1/4
レイ・ミステリオJr.対PJブラック
先週に引き続き今度はレジェンド・ミステリオとの一騎打ちに挑むPJ。ミステリオの身軽さを上手く引き立てながら、元WWEとして堅実な試合運び。インディーでも戦っている相手なので合わないということはない。PJが試合を作った後は、衰えを知らないミステリオの浮遊感溢れるムーブで魅了。一気にミステリオが持っていく流れと思いきや、ムンド、タヤ、エヴァンスのワールドワイド・アンダーグラウンドが乱入し襲撃。結局アズテカJr.が追い払い、ミステリオが反撃するお決まりの勧善懲悪となり、ミステリオとムンドの因縁を深める展開となったが、
ミステリオ相手でもPJがしっかりやれていて頼もしい内容であった。
平均的良試合。
評価:***1/4