Impact Wrestling #659 17/3/2
ノックアウツ王座戦-ラスト・ウーマン・スタンディング
ローズマリー(c)対ジェイド
序盤から飛ばし過ぎたモンスターズ・ボール戦での反省を踏まえ、
徐々に攻防を積み上げていく形で構築。
SHIMMERやWSUなどインディ団体でも活躍している程地力もある両者だけあり、
ある程度通常形式の攻防でも試合を作れる。
それに加え、竹刀とゴミ箱を追加しハードコアらしさを出す。
途中でカウントを入れるラストウーマン戦なので、疲労感も自然と入れられる利点も活かす。
終盤は、ローズマリーのミスト攻撃&レッド・ウェディング(F5)攻めを耐えるジェイドの構図。
ジェイドの表現力の高さが光り、上手く格好を付ける事に成功。
以前からの改善点を上手く修正した内容で平均的良試合。
評価:***1/4

Xディビジョン王座戦
トレヴァー・リー(c)(w/グレゴリー・シェイン・ヘルムズ)対アンドリュー・エヴァレット
唯一無二の盟友であり好敵手対決。
エヴァレットが高難易度の場外ダイブ3連発で先制すれば、リーは荒々しい攻撃で支配。
ハンマースローで魅せるのも彼らならでは。遺恨を印象付ける試合作りをする事も忘れない。
彼らがこれまで築いてきた名勝負の数々を考えれば、一部分を切り取ったに過ぎないが、
短時間では起承転結がしっかりした試合を作ってくる所は流石の一言。
平均より上。
評価:***

Impact Wrestling世界ヘビー級王座戦
ボビー・ラシュリー(c)対ジョシュ・バーネット
ベラトール対UFC、IGF対決という側面のあるカード。
といってもプロレスでは圧倒的にラシュリーの方に分がある。
試合を作り、MMA的な攻防も入れてバーネットの見所を作る。まさに孤軍奮闘。
バーネットは、プロレスが出来るといっても、
MMAファイターが副業で少しやる程度なので、全く輝きを放つことはない。
マット・リドルやシェイナ・ベイズラーがやっているものとは違う。
ラシュリーお疲れ様という内容。
評価:*1/4