TNA IMPACT Wrestling 
Total Nonstop Deletion 16/12/15
ノーDQ
“キング”マクセル・ハーディ対ロックスター・スパッド
マットとレビーの愛息マクセルが一歳児にしてリングデビュー。
凛とした姿は既に大物の風格を感じさせる。
試合はもちろん出来ないが、ベンジャミン叔父さんがスタンガン攻撃でスパッドを撃破。
一歳児にしてリングデビューを勝利で飾った。

TNA世界タッグ王座戦-タッグ・チーム・アポカリプト
ブロークン・ハーディーズ(c)(“ブロークン”マット・ハーディ&ブラザー・ニーロ)対
ヘルムズ・ダイナスティ(トレヴァー・リー&アンドリュー・エヴァレット)(w/グレゴリー・ヘルムズ)対
ザ・ディケイ(アビス&クレイジー・スティーヴ)対DCC(ジェームズ・ストーム&仮面の男軍団)対
ロックスター・スパッド&スワグル対ブラヴァド・ブラザーズ(ハーレム&ランスロット・ブラヴァド)対
ジョン・スカイラー&コーリー・ホリス対
The Ugly Ducking(ランス・ルード、コルビー・コリーノ&ロブ・キルジョイ)対
エリック・ロイヤル&マイク・ジョーダン対アーロン・ビッグス&メチャ・マセナリー対
ダーティ・ダディ&スヌーティ・フォックス対
ロックン・ロール・エクスプレス(ロバート・ギブソン&リッキー・モートン)
年末を締めくくるバカ試合。花火乱舞にマジック・ボート、
火山大爆発やら今までのブロークン・ハーディーズ・シリーズの総決算。
登場人数はかなり多いが実質は、ハーディーズ対ヘルムズ・ダイナスティ対
ディケイ対ブラヴァドズ対R&Rエクスプレス対スパッド&スワグル。
後のノースカロライナのインディー勢はディケイの二人に瞬殺されるエキストラ。
ハーディーズ対R&Rエクスプレスは、クレーン上で戦う謎展開に、
初出場のスワグルやブラヴァドズが結構良いパートを任されている等
謎の抜擢もスピンオフだからこそか。

それでもメインはハーディーズ対リー&エヴァレット&ヘルムズ。
同郷の方々による最高のバカ遊び。ヘルムズによる3カウントオマージュに、
ハリケーン復活やリーとエヴァレットの狂いっぷりも
同郷の先輩ハーディーズにしっかり呼応していて非常に楽しい。
ドローン・ヴァンガード1の活躍やファイヤーに大爆発と楽しめる要素しかない。
試合というよりは映像作品なのはファイナル・ディレーションと変わらず。
だが大人数とバラエティに富み過ぎている人選と、
一応メジャー団体のスター達が本気でバカをやると凄まじいと最高になるという試合。
WWE? 新日本?関係ねえ。おれらはオンリーワンだというべきクレイジーさ。
ある意味でTNAがWWEを追い抜かしたと思わせる一戦。
プロ・レスリング・ファンは必見。B級映画テイスト満載。まさに至高。
評価:***3/4(GMOTYC)