TNA Impact Wrestling 16/7/5
Xディビジョン王座戦-アルティメットX
“ザ・ミラクル”マイク・ベネット(c)(w/マリア・ケネリス)対マンドリュース対DJZ対
ブラクトン・サッター対エディ・エドワーズ対ロックスター・スパッド対DJZ対
アンドリュー・エヴァレット(w/グレゴリー・シェイン・ヘルムズ)対
トレヴァー・リー(w/グレゴリー・シェイン・ヘルムズ)
ブラクトン・サッター対エディ・エドワーズ対ロックスター・スパッド対DJZ対
アンドリュー・エヴァレット(w/グレゴリー・シェイン・ヘルムズ)対
トレヴァー・リー(w/グレゴリー・シェイン・ヘルムズ)
腕利きの軽量級を揃えた多人数アルティメットX。
ダイブスポットも技の打ち合いも軽快で自己主張をしている。
技打ちの合間にもロープを使った攻防を入れている。
ロープの攻防が多すぎると退屈感が出てしまうけれど、
技の攻防とのバランス感は良い塩梅。
ロープの攻防が多すぎると退屈感が出てしまうけれど、
技の攻防とのバランス感は良い塩梅。
マンドリュースことマーク・アンドリュースによる鉄骨からのスーパーダイブを経た後、
最後はロープを伝えっていく事の出来ない
ヘビー級のベネットがラダーを使うという小ネタを挟みながらフィニッシュ。
最後はロープを伝えっていく事の出来ない
ヘビー級のベネットがラダーを使うという小ネタを挟みながらフィニッシュ。
多人数とヘビー級がいる中で、
雑多にならずにスピード感とハイフライングを上手く掻い摘んだソリッドな良試合。
雑多にならずにスピード感とハイフライングを上手く掻い摘んだソリッドな良試合。
平均的良試合。
評価:***1/4
ファイナル・ディレーション・マッチ
(敗者はハーディと名乗る権利を失う)
ジェフ・ハーディ対”ブロークン”マット・ハーディ
マットの家の特設リングで行われる試合。
最初は、普通のハードコア・レスリング。
竹刀やラダーに椅子、庭にある柵を使いつつ早々にツイスト・オブ・フェイトが火を噴く。
試合が一変し出したのは、”高い所に上ってダイブする中毒”ジェフが木によじ登り、
ラダーに寝かしたマットへスワントーンを放つクレイジー・スポットから。
ラダーに寝かしたマットへスワントーンを放つクレイジー・スポットから。
それだけに留まらず、大量のロケット花火を連射しまくって最早レスリングの域を超えてしまう展開。
更に池で飛び込んでのもみ合いから、ジェフの別人格ウィロウの登場、
マット側の助っ人によるスタンガン攻撃に
そして巨大オブジェに上ったジェフに火柱攻撃という結末。
マット側の助っ人によるスタンガン攻撃に
そして巨大オブジェに上ったジェフに火柱攻撃という結末。
BGMや映像も細かく入れ替わり、レスリングベースの映像作品という印象。
試合に至るまでのプロモもCGやドローンを使い、お金も手間も使っている上、
キャラチェンジしたマットの壊れ方も相変わらず高所ダイブしまくるジェフも最高。
キャラチェンジしたマットの壊れ方も相変わらず高所ダイブしまくるジェフも最高。
WWEを狙っていたTNAが、元WWEの大スーパースターハーディーズを使い、
B級路線でLUを撃ち落とすというクレイジー路線に脱線していく様は最高。
B級路線でLUを撃ち落とすというクレイジー路線に脱線していく様は最高。
試合としては平均レベルだが、作品としてのクレイジーさは他を寄せつけないレベル。
(シーンとしてはザンディグの高所落下が一番。)
一時期流行し、デスマッチを生み出したバックヤード・レスリングが、
ハードコアの先駆者ハーディーズにより究極進化した内容。
この馬鹿馬鹿しさは必見。
ハードコアの先駆者ハーディーズにより究極進化した内容。
この馬鹿馬鹿しさは必見。
ある意味マスターピースとなる一戦。
評価:***(GMOTYC)