TNA Slammiversary XIV 2016/6/12
二つになってしまったライブでのPPV。その中から14周年大会をピックアップ。



TNA世界ヘビー級王座戦-KO orタップアウトオンリー
ドリュー・ギャロウェイ(c)対ラシュリー

フル・メタル・メイヘム(TNA版TLC)
ジェフ・ハーディ対マット・ハーディ

イーサン・カーターⅢ対”ザ・ミラクル”マイク・ベネット

TNAノックアウト王座戦
ジェイド(c)(ミア・イム)対シエナ(アリシン・ケイ)(w/アリー/チェリー・ボム)

TNAXディビジョン王座戦
トレヴァー・リー(c)(w/シェイン・ヘルムズ)対アンドリュー・エヴァレット(w/シェイン・ヘルムズ)
対DJZ対エディ・エドワーズ

TNA世界タッグ王座戦
ザ・ディケイ(c)(アビス&クレイジー・スティーヴ)(w/ローズマリー)
ブローマンズ(ジェシー・ゴッダーズ&ロビーE)(w/ラクエル)

TNAキング・オブ・ザ・マウンテン王座戦
イーライ・ドレイク(c)対ブラム

グレイドー&マハバリ・シエラ対ザ・トリブナル(w/アル・スノー)
*トリブナルは元NXT シルベスター・ルフォール&マーカス・ルイス。

ゲイル・キム対マリア・カネリス
*マリアが手を骨折したとして、試合を拒否している。



カート・アングル、ボビー・ルード、エリック・ヤング、オースチン・エリーズ等主力が殆ど去り、
契約更新したはずのジェームス・ストームはラインナップされずと、
メンバーが入れ替わり、インディー感の強まったメンバーで送るスラミバーサリー。

メインイベントでは、現TNA世界ヘビー級王者ギャロウェイが、
元王者ラシュリーをKOかギブアップだけが勝利条件の過酷な試合で迎え撃つ。
現状では、ベストな組み合わせ。今年に入りTNAだけに留まらず、
ホームICW、PWGにEVOLVEで良試合連発の大活躍を見せ、好調のギャロウェイ。
一昨日は、ジョニー・ガルガーノ&TJPとストリート・ファイト、昨日はイーサン・ペイジとエニシング・ゴーズ戦と
EVOLVEで2つのハードコア戦を行った後に、
ラシュリー戦とハードだが、無事王座防衛出来るか。


一昨日はギャロウェイと組みガルガーノ&TJPと、
昨日はメインでガルガーノとラストマン戦を戦ったEC3は、無敗記録を破ったベネットとの一戦。

女子王座・Xディビジョン王座は、インディーで活躍するメンバーの競演。
X級は、PWGでお馴染みリーやエヴァレットにエドワーズ、
女子では日本参戦経験の豊富なミア・イムとアリシン・ケイが対決。
AIWでは、蛍光灯を用いたハードコアをした両者。
昨年にスターダムの紫雷イオと王座戦を戦ったミアことジェイドは、
本当に実力に見合った大出世を継続出来るか。


(AIWでの一戦。女子王座決定戦・アンサクション・ノールール・グラッジ・マッチ)

そして期待値は低いけれど、色々な意味で注目なのはジェフ対マットのハーディ兄弟対決。
今回はTNA版TLCでの一戦。
マットはヒールとして復活した感はあるが、ジェフの裏人格ウィロー化したり、
髪の毛がレイヴェンみたいになったりと色々やばくなっている。
それにジェフもウィロー化し、凄い展開になってきている。
ただお互い怪我や加齢で満身創痍な上に、
WWE時代からこの兄弟対決は良い試合になった事がないので不安は残るが、
一番客を呼べるカードではある。



後はThe Decayの美しきローズマリー嬢(コートニー・ラッシュ)の立ち振る舞いが見所。