CZW Cerebral 2015 15/11/7
デスマッチ
アレックス・コロン対ダニー・ハヴォック
アレックス・コロンが相手とあって通常の攻防に凶器を織り交ぜていく形。
見栄えの良い技はあるが、ハードコア程度になるのかなと思いきや、蛍光灯が入ってからは一変。
コロンが蛍光灯を受けまくることにより大流血。
ダニーが容赦なくコロンを痛めつける事によりヒートアップ。
有刺鉄線ボード葬の連打から蛍光灯攻撃連発は痺れる。
コロンが顔を真っ赤に染める大流血とデスマッチャー顔負けに凶器攻撃を被弾し大奮闘。
ダニーを破る大金星も全く文句のない活躍。
中々良い試合。

バーブドワイヤー・マッドネス-CCWハードコア王座戦
ジョン・ウェイン・マードック(c)対デイル・パトリックス(CCW)
このCCWは六角形リング。そのロープ3面に有刺鉄線が巻かれているカリビアン式。
それに有刺鉄線椅子、バット、ボードが公認凶器。
デスマッチ界の超新星パトリックスの受けっぷりの良さが前面に出たデスマッチ。
有刺鉄線ボードを被弾したりと流血にスポットも請け負う。
何よりもツーショルダーのレスリング・ギアの為有刺鉄線が刺さる刺さる。
JWMも尻に有刺鉄線バッドを突き刺す容赦のなさ。
ファンカムの為、終盤の場外戦が見にくく萎えてしまう所もあったが、有刺鉄線を使ったスポットは過激で、
会場にあった金網上での攻防もあり単調にならず上手く試合を構築していた。
そして最後のフィニッシュ。椅子トラップへの雪崩式カナディアン・デストロイヤーはとんでもない破壊力。
説得力ありすぎる一撃で過激に締めて見せた。
まあまあ良い試合。


IWS Un F’n Sanctioned 2008
IWSタッグ王座戦-ラダー・マッチ
アップ・イン・スモーク(c)対アンタッチャブルズ対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
軽量級タッグの3ウェイラダー戦。
タッグの連携技を一通り全チーム披露した後梯子を導入。
ハードなスポットとインディー軽量級の魅力である独創性溢れるムーブで派手に試合を進める。
その後も椅子やテーブルを加えビッグ・スポットも交える。
良い画も物量も十分なハードコア・マッチだが、繋ぎや試合構成が雑。
派手な技を序盤から終盤全編通して放つので、ダメージ設定がめちゃくちゃ等メリハリが感じられない所が多い。
最後は、過激な梯子からのテーブル葬2連発で華麗に締めるも、
全体のクオリティは良くも悪くもインディーらしい梯子戦止まり。
中々良い試合。