ジミー・ハヴォック特集


フォールズ・カウント・エニウェア
ジミー・ハヴォック対ジャック・ジェスター対クレイジー・マリー・ドブソン(ICW)
大柄なジェスター、細身のジミーそして女子のドブソンが絡む3ウェイ。
エニウェア戦ということもあり前半は場外乱闘そして後半はリングに戻ってのハードコアの二部構成。
椅子や画鋲やホチキスなどが飛び出す乱戦。
それぞれハードコア慣れはしている印象で、ジミーも流血で色を添える。
ただジミーはまだ覚醒前なので攻めの時の流れは確立されていない印象。ここで活躍したのはドブソン。
バルコニーから突き落されたり、画鋲へカーブストンプを受けたり舌にホチキス攻撃を受ける等獅子奮迅の活躍。
デスマッチも行うドブソン。”ミセス・バカ・ガイジン”の異名を取るドブソンが気合いを見せて良いハードコアになりました。



PROGRESS WrestlingChapter 21: You Know We Don’t Like To Use The Sit Down Gun 15/9/6
ノーDQ
ジミー・ハヴォック対ポール・ロビンソン
コミッショナーの策略で組まれたヒールユニット・アグレッションの二人。
試合放棄すればクビになるという条件付き。
最初は嫌々だが、蓋を開けてみるとなんとデスマッチ。
蛍光灯・画鋲や椅子にテーブルが飛び交う乱戦。
ロビンソンはそこまで特徴のある選手ではなかったが、こういう試合では華のあるハヴォックが色を添える。
ぐったりとした表現+大流血は画になる上に、デスマッチ経験も豊富なので安定している。
だが、軍団長なのにハヴォックは攻められすぎだし、ロビンソンは攻めすぎ。
ストーリー・テリングを無視した歪な試合に。
デスマッチとしてはそれなりのものだったが、試合背景を考えると雑な所が多く、平均的良試合。

エクストリーム・ルールズ
サブゥー対ジミー・ハヴォック(SWE 13/8/16)
ジミーが、幼少の時に影響を受けたECW。その象徴の1人であるサブゥーとの一戦。
試合は、ECWスタイル。椅子やテーブルが登場。
サブゥーの得意技がふんだんに飛び出るいわばレジェンド向け試合。ただ流血もしたジミーもさぞ嬉しかったに違いない。
サブゥーもアラビアン殺法のフルコースで応える。
レジェンド・マッチとしては良好。



200本蛍光灯デスマッチ
ジミー・ハヴォック対アイスマン(WXW 12/1/22)
軽量級のジミーにあんこ型のアイスマン。ただ体格差を活かせる技量ではなく、蛍光灯を叩きつけるのがメイン。
しかし蛍光灯は技量を無視することが出来る最上級凶器。そしてこれだけの蛍光灯があれば派手に試合を進める事が出来る。
蛍光灯の量はかなりの量なので見応えはある。
最後の演出をつけるよりは最後にもう1つ大きなスポットを入れたかった。
平均的良試合。