フォールズ・カウント・エニウェア 特集
セス・ローリンズ(w/ケイン)対ディーン・アンブローズ(RAW 14/8/18)
今回はFCA戦ですが、余りストリートファイトとかNHB戦にしても変わらない内容。
ですが、凶器を交えつつテンポの良いハードコアに。
セスはハードな受けでアンブロは表情とインディーから持ち込んだ凶器攻撃のバリエーションを見せます。
椅子盛りやテーブルが出て終わりかと思いきやケイン介入までにもう1つ盛り上がりを起こしたのは流石この二人。
アンブロの映画出演のためのチープ・フィニッシュだが(レンガを選ぶ所はCZW譲りか)、決着戦はHIACかTLCなのか。


TNA Bound for Glory 2011
フォールズ・カウント・エニウェア
ブリー・レイ対ミスター・アンダーソン
序盤はレイがチョップなどを駆使し支配した後、
バックステージなどを使った乱闘を挟み、机、鉄柵などを使い派手に。
好調レイのハードコアの上手さと、アンダーソンのスター性を生かし、
最近不調なアンダーソンが最も光るようにブックが補助しつつ、フィリーということもあり、
ECWらしさを演出することも忘れない良く出来た一戦でした。
最後のケントーン・ボムでテーブルが割れなかったのが残念。
中々良い試合。

フォールズ・カウント・エニウェア
スティング対カクタス・ジャック
(WCW Beach Blast 1992)
若かりしカクタス対才気に溢れ肉体的にも最高の状態にあるスティングのエニウェア戦。
花道で相手を迎え撃つ。正に決闘というべきシーンでスタートしたこの試合。
ラフ殺法で苦しめるカクタスに対し、溢れんばかりのエネルギーで立ち向かうスティングを組まして面白くならないわけはない。
凶器自体は椅子だけで過激度は弱いが、場外戦、花道の攻防がほとんどでエニウェア戦のツボを得ているこの試合。
カクタスの自殺ムーブも飛び出すし、全盛期スティングは充実している。
観ていて楽しめる乱戦でした。
好勝負に届かない良試合。