"WCWクルーザー級の旗手" ビリー・キッドマン特集

WCWクルーザー級王座戦
フーヴェントゥ・ゲレーラ(c)対ビリー・キッドマン(Nitro 98/9/14)
躍動感溢れるスピーディーな攻防。
エネルギッシュなフービーに、受けつつ試合を作るキッドマン。
98年とはいえ、現在でも通用する密度の濃い軽量級の攻防が沢山で好勝負。

WCWクルーザー級王座戦
ビリー・キッドマン(c)対レイ・ミステリオJr.(Nitro 99/3/15)
圧倒的なスピード感にアグレシッブさ。飛ばしていく序盤だがただ早く勢いがあるわけではなく、落とす所は落とし疲労感もある。
無駄を一切省いた上で一進一退の熱戦を演出。
それを7分でやってのけたのは驚異的です。
好勝負。

ゲスト・レフェリー:エリック・ビショフ
ハルク・ホーガン対ビリー・キッドマン(w/トリー・ウィルソン)
(WCW Slamboree 2000)
おまけ。レアなカード。というかこんなカード組むのはWCWだけ。
ホーガンがキッドマンを扱える訳もなく、ワンサイドゲーム。
適当に椅子やらテーブルやらを織り交ぜる手抜きファイト。
キッドマンもヘビーを扱えなかったから上にいけなかったという点も露呈したひどい試合。
まああくまでも資料感覚で。


ビリー・キッドマン対ポール・ロンドン(WWE No Mercy 2004)
才気あふれる若かりしロンドンに気怠く鬱憤晴らしをするキッドマン。
2人の対比が嵌っている上に、クルーザー級の攻防+クルーザー級には珍しくストーリーの補佐が付いているので
只の良い試合止まりにはならないのが良い。
クライマックスもロンドンが450°ではなくSSPを使い、キッドマンを焚き付けたのは見事。好勝負です。