"愛すべき胸毛" ジョーイ・ライアン特集
PWG an inch more than the usual  2003
ゲリラ・ウォーフェア
ジョーイ・ライアン対スーパー・ドラゴン
若かりしジョーイ対暴虐龍。
若手のジョーイはレスリング・ベースでテクニカルなスタイルにスープレックス系を多用しています。
このゲリラ・ウォーフェアでは、椅子を取り出した後にレスリングをするという異質な空間を演出している。
その序盤、レスリング攻めを耐えたスパドラが、容赦なき椅子攻撃。
徹底的に痛めつける所は流石。
ジョーイも負けず凶器を用いた攻撃で返していく。ゲリラ・ウォーフェアらしい過激な試合ではあるが、惜しい所は2点。
この時のジョーイの個性であるテクニカルさが余り出ていない所。スパドラに対抗するのは良いが、
このスタイルでは、ヴァオレンス度でどうしても見劣りする。
もう1つは、全編通して過激である余り、終盤に停滞してくる所。
凶器を増やす等するが、試合の起伏が少ないのが惜しい。身体を張ってもダレてくる。
激しい試合でジョーイの若かりし姿を見るには良い試合だが、前述の点や長さ含め課題が残るハードコア。


PWG Fear 2011
ダイナスティ(ジョーイ・ライアン&スコーピオ・スカイ)、ピーター・アヴァロン&レイ・ロサス対
キャンディス・ラレー、フェイマスB、クリス・キャデラック&Bボーイ
ヒール組は、衣装を揃えてきました。胡散臭い奴ばっかり(笑)
そしてBボーイがPWGに帰還です(IWA-MSとかでは復帰済み)
試合は、久しぶりに見ました馬鹿試合です(笑)。下ネタにこだわったキャンディス・スポットをメインにして20分もやりましたよ。
ダイブやハウス・パーティなどPWGらしさをふんだんに盛り込んだファン・マッチです。
最後はやることなくなって打ち合いになった感じですが、たまにこういうのもありかなと。
とりあえずキャンディスお疲れ様。

PWG ELEVEN 14/7/26
PWG世界タッグ王座戦-ゲリラ・ウォーフェア
ヤング・バックス(c)対ワールド・キューテスト・タッグ・チーム(ジョーイ・ライアン&キャンディス・ラレー
血みどろのプリンセスと髭と胸毛の生えた執事。二人を脅かす悪党兄弟。
続いた抗争は最終局面へ。何でもアリのゲリラ・ウォーフェア。
椅子やらゴミ箱の蓋やら画鋲やらスーパー・ドラゴンのマスクやら飛び交うユーモアとヴァイオレンスに溢れたPWG流デスマッチ。
容赦なく蹴り飛ばすバックスに懸命に立ち向かうWCTT。
ジョーイは画鋲を口の中に入れた状態でスーパーキックを喰らい、
キャンディスは画鋲がびっしり刺さった靴でのスーパーキックを喰らい、顔面半分を染め上げる大流血。
でも逃げない、負けないそしてやり返す。
それがキャンディスの魅力であり、必死にサポートするジョーイも素敵。
バックス含め4人すべての魅力と頑張りが詰まった死闘。
見事な好勝負。

コミカルありハードコアも出来る。主役というより脇役・イロモノのイメージが強いが、下地はしっかりしていて
長きに渡りインディーマットで活躍している実力者です。 カードは微妙だが、DDTにフィットするでしょう。
以下ジョーイ動画集