Future Shock特集 アダム・コール&カイル・オライリー
ROH No Escape 11/7/9
アメリカン・ウルヴス(デイビー・リチャーズ&エディ・エドワーズ)対フューチャー・ショック
華麗な動きの読み合い、躱し合いで始まった試合。
エドワーズ×コール、デイビー×オライリーの組み合わせを主に進んでいきます。
特に後者は、師弟関係にあるためMMA要素を取り入れたものにあり、まさにスパーリングを見ているかのようなものに。
互角に進んで行き格の違いをそこまで感じなかったものの。意識的にウルヴスが2対1のシチュエーションに持っていくことで対応。
控えの敵にも容赦なく攻撃も行います。
その後は、フルスロットルバトルに。少しくどく感じる所もあるが、
とてつもないエネルギーを持った攻防が続く素晴らしい試合に。
エドワーズ×デイビーの抗争の火付けという結果ではあるが、それを感じさせないような好勝負。

ROH Honor takes center Chapter2 11/4/02
キングス・オブ・レスリング(クリス・ヒーロー&クラウディオ・キャスタニョーリ)対アダム・コール&カイル・オライリー
前日に王者陥落したKOWは怒りを持ってコール&オライリーに対峙します。
最初は憂さ晴らしとして試合していたのが思わぬ健闘により焦りを見せていくという内容。
コール&オライリーは格を感じながらも上手い連携は出せていたし、KOWも引き出せていました。
もっと長くても良いと思わせる可能性がコール&オライリーにはありますね。
中々良い試合。



PWG Steen Wolf 11/10/12
PWG世界タッグ王座戦
ヤング・バックス(c)対フューチャー・ショック(アダム・コール&カイル・オライリー)
まずはPWGデビューとなったフューチャー・ショック(FS)がどんなチームかというのをスピーディーな連携で示します。
ダイブ・スポットの後、バックスがアピールを絡めたソツのないタッグ・ワークで孤立させます。
その後は、両チーム連携、合体を含んだまさに一進一退の攻防。
FSは、ROHと違い若手としてもあるがバックスに立ちはだかるライバルとして試合をしていて、
オライリーに至っては、時にはオートンのような身のこなしを。時には師匠デイビーを思わせるような見得をするなど
完全にリミッターを外して、伸び伸びとやっています。
もちろんスーパーキック乱れ打ちも挟みます。
FSのエネルギッシュな爆発力とバックスの確かな実力が制約の薄い場によって完全に解き放たれた内容。
マット叩きも起きた素晴らしい試合。名勝負。