1回戦:ウルトラヴァイオレント・ピッツ
ダニー・ハヴォック対竹田誠志
(Tournament of Death 13 14/6/14)
まずは振り返りとして、去年のTODより
飛びぬけて狂ったスポットはないものの、蛍光灯を気持ちよく割っていく両者。
竹田もダニーも思い切りの良さと試合運びの巧さを存分に発揮した一戦。
ダニーはすっかりCZWの象徴として存在感が出てきました。
中々良い試合。

決勝:テーブルズ、ラダーズ&ライトチューブス
スコッティ・ヴォ―テクス対JCベイリー(Tournament of Death 9 10//6/26)
JCベイリーの遺作となってしまった決勝戦。
驚きのビッグ・スポットでスタート。決勝らしくない入りで驚きました。
その後は、通常ムーブとTLLを織り混ぜ構築。
通常試合もこなせる二人なので、繋ぎも悪くない。 
当然蛍光灯被弾も派手に行います。
スーサイド・キングス対カルト・フィクションの対抗戦というよりは二人のデスマッチャーの真剣勝負という趣も清々しい。
互いに三試合目で消耗していて、ミスもあったが決勝にふさわしい大激闘でした。



決勝-UVU王者決定戦 200本蛍光灯4ウェイ・エリミネーション・デスマッチ
ダニー・ハヴォック対JCベイリー対スコッティ・ヴォ―テクス対ブレイン・ダメージ(w/メイヴェン・ベントリー)
(TOD Fast Forward 2007 07/9/15)
番外編TODでの壮絶な当時の新世代デスマッチャ―の潰しあい。
蛍光灯や有刺鉄線テーブルが乱れ飛びます。
CZW対MBAの抗争中であったこともあり、ダニー、ベイリー対スコッティ、”脳挫傷”ブレイン・ダメージという組み合わせが9.9割。
4ウェイらしさが足りないが、その分過激にたくさん行っているので物足りないことはない。
終盤にかけては、椅子に座ってのパンチ合戦にフィニッシュもとにかく殴りまくるという脳挫傷の魅力が存分に出ている。
蛍光灯と同列の拳はまさに脳挫傷ならでは。
派手で凄惨な本編TODにも出せる見事なデスマッチ。好勝負です。